部屋に戻って残ってくれたスタッフたちに尋ねた。
以下スタッフと俺との会話です。
高校、大学に行かずに7年間社会的なスキルや対人関係のスキルを学んでいたら、もっと自分はましになっていたんでしょ。
もっと成長はしていたよ。7年もあればね。
でも7年間社会的スキルを学ぶ練習はあまりしてこなかったよな。
なぜ、しなかったんだ?
必要なはずだったのに。
高校と大学生活が優先だったから社会的スキルの練習はあ後回しになったんだよ。
工夫して、少しでもできなかったのか?
社会的スキルを練習する余裕がヒロさんにあったかどうかは、ヒロさん自身が書いた過去のブログを読めばわかると思うよ。
少なくとも、このブログを4年間続けて読み続けていてくださる読者の人たちはこういうはずだよ。
「ヒロさん!!社会的スキルを学ぶことと、学校の勉強・他の生徒との関係を良好にしていくことを両立させることはあなたには無理だったよ。」ってね。
思い出してみて8年前のこと。
あなたをフィリピン連れてきた理由はなんだったのか。
それはこれ以上日本に居続けることができなかったからでしょ。
それで、このフィリピンに来たんだよ。
あなたが過去に書いたブログの記事通り、それは島流しに近いものがあったかもしれない。
あなたの抱えている問題でもっとも大きなものは、他者への攻撃性だったんだよ。
それをなくさない限りあなたの成長は望めなかった。
攻撃性をなくす為には他者と繋がるという経験をさせることが大切。
そのためには、どこかの集団に所属させることが必要だったんだよ。
私たちが考えたのは英会話学校。
しかし、その英会話学校に繋がらせるために、まずは英語への苦手意識を取り除かなければならない。
だから最初の1年間は英会話の家庭教師をつけることにしたんだ。
そして、あなたは私たちから言われていやいや、英語の勉強をしたよね。
でも、英会話の家庭教師に褒められた。
「生まれて初めて、先生に褒められた。」ってあなたは大喜びしていたよね。
英語を毎日10時間ほどもう勉強して、1年後に英会話学校に行かせるつもりだったんだれど、ヒロさんは高校に行きたいと言ったんだよ。
私たちはそのことを全く予想できなかった。
だって、二桁の足し算、引き算ができない人がどうして外国の高校を卒業することができるの?
あなたの言葉を借りれば、IQ70内申書オール1の俺がどうやって海外の高校を卒業できたかだよ。
俺はただただスタッフの話に耳を傾けるだけだった。
過去の出来事が走馬灯のように俺の中をかけ抜けていく。
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