発達障害な僕たちから

発達障害と診断された、ヒロ・アオキとその仲間達が日常生活での生きづらさや奮闘を素直に綴っていきます。よろしくお願いします。

アスペルガーな俺は大学なんか行くんじゃなかった ヒロ

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スタッフが俺に向かって言った。

 

 

「今やっていることはとても難しいことです。発達障害ではない人でもできない人が多いから、ヒロさんができなくても落ち込む必要はない。」

 

 

「半日しかホテルに滞在しない人に1.5Lのペットボトルの飲み物を2本買ってくることも俺じゃなくてもするんですか」

 

 

発達障害じゃない人は購入する前にどのくらい飲むかを考えてそして必要な本数を購入する。」

 

 

「ヒロさんに必要なのはたくさん経験して1つ1つ覚えていくということ。」

 

 

「そんなことは何百回も言われてきたから、わかってますよ!!」

 

 

「あまりにもできないことが多すぎるじゃないですか。今俺何歳か知ってますか?」

「もうすぐ30歳ですよ!!」

 

 

「あまりにもひどすぎますよこの俺は!!」

「ダメならダメと俺に向かってはっきりいうことが本当の愛情というものじゃないですか」

「・・・・・・」

 

 

 

「なんで黙ってるんですか」

「おいらが言っていることは当たってるんでしょ。」

「俺には残された時間がないんだ。」

 

 

 

「大学や高校に行くべきじゃなかったんだ。」

「その時間を買い物や支払いなんかの練習に当てた方がこの世の中でよっぽど役にたったのに。」

 

 

「なんで高校に行ったんだ。あんなに大変な目にあって、あんなにたくさんの時間を費やして勉強した結果がこれなのかよ!!」

 

 

「ふざけるな!!叩き潰すぞこの野郎」

 

 

「大学なんか行くんじゃなかった。人生の大失敗。行っても意味がない。行くべきじゃなかった。」

 

 

「そうしたら俺は今頃、ちゃんと働けて給料ももらえて結婚もできていたはずだ。」

 

 

「毎日、毎日、失敗。失敗。それでも俺は我慢してやってきたよ。でももう嫌だ。もう嫌だ。これ以上は失敗したくない。」

その場にいられなくなって、俺は外に出て泣いた。

 

 

 

こんなにも泣いたことはないほど泣いた。

 

 

しばらくして、青木さんと1人のスタッフが部屋から出てきた。

俺は壁を向いた。

直視できなかったから。

 

 

スタッフが言った。

「何もダメなことはない。」

「ヒロさんがなりたいという自分に向かって確実に近づいているんだよ。」

 

 

「大学に行った意味もわかっているでしょ。」

「何も否定することはないんだよ。」

「泣くことは何もない。」

 

 

「ヒロさん、僕は通常の支援に戻るよ。」とハゲは帰って行った。

 

 

スタッフに促されて、僕は部屋に戻った。

部屋にいたスタッフ全員が僕を見た。

その様は歴史の教科書で見た彌勒菩薩像のような佇まいだった。

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