発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

言葉が出なかったまー君の回復 まる

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東大さんこと大野さんは学校の授業が朝から、夜まであります。

休みがない週もあります。

 

 

また授業がない時間は、ひきこもっている人たちに手紙やメールを書いたり、訪問などを積極的にしています。

 

 

今回は続きを楽しみにしてブログを訪れた方もいらっしゃるかもしれません。

 

 

少し風邪をひいてしまい体調がよくありませんので、ブログの続きをお休みさせていただきます。

 

 

今日は私が書かさせていただきます。

 

 

さて、ひきこもりから回復し社会に繋がる為に日夜みなさん頑張っています。

 

 

私はスタッフの一員として、そんなみなさんが日々成長できますように環境を整えることをしています。

 

 

もちろんいくらその人が頑張れるような環境を作って差し上げても、その人自身が前向きにこつこつと課題をこなしていかなければ、回復には至りません。

 

 

そんな中、本日は頑張っている一人の青年をご紹介したいと思います。

当事者が誰かわからないように少し設定を変えています。

 

 

名前をまー君とします。

まー君は中学校から不登校になり、以来ひきこもりになってしまいました。

 

 

スタッフが手紙を書いたり、訪問をしたりして、なんとか彼と繋がることができました。

 

 

16歳の彼はまったく自信を持ち合わせていない少年でした。

他人と話すことを怖がり担当しているスタッフだけと唯一会話がなんとかできるという状態でした。

 

 

会話と言っても、当初は言語を通した会話ではなく、頭を縦に振って「はい。」横に振って「いいえ。」と言う程度でした。

 

 

とにかく当事者との信頼を構築していく為に、スタッフはできるだけ多くの時間をまー君と一緒に過ごしました。

まるで家族のように。

 

 

お昼ご飯、喫茶店、バイキング料理、食品買い出し、映画、美術展、シルクドソレイユ、服を選びにデパートへ、コンビニでの買い物、深夜のラーメン屋台、カラオケ、公共料金の支払い、銀行口座開設、宅急便の荷物発送

 

 

ハイキング、高齢者宅でのお手伝い、外国人との交流会、ひきこもり研修会参加、日帰り旅行、一泊旅行、ユニバーサルスタジオ、ディズニーランド、ボランティア、神戸ルミナリエ、釣り・・・・・・。

 

 

5年間毎日家族のように一緒に過ごし少しでも多くの経験を積ませてきました。

お正月もお盆もいつもスタッフと一緒でした。

 

 

言葉がない会話から徐々に言葉が生まれてきて、5年たった今は、普通に会話がなされるまでになりました。

 

 

昨年の夏に初めてのアルバイトに行きました。

アルバイトに行きたいと周りに言い始めてから実行するまで半年間かかりました。

 

 

そんな彼は今、週に3日間働いてお金をかせいでいます。

 

 

自分で稼いだお金で、欲しかったI Phoneを買いました。

みんなが持っているというI Phone が欲しかったそうです。

でも買った当初はメールをする相手がスタッフしかいませんでした。

 

 

今ではアルバイト先で知り合った人と友達になったそうです。

その人と一緒に週末は映画を見に行ったり、名古屋の街をぶらぶらしているそうです。

 

 

身近な今後の目標は月から金まで9時から5時までの仕事をこなすことです。

 

 

その体験をしましたら、次は学校に戻ることです。

まだ年齢が若いので、可能性は十分にあります。

同世代とは離されてしまいましたが、まだ挽回は可能です。

 

 

もちろん同世代と比較するのではなく、自分の幸せを掴んで欲しいと願う私たちスタッフです。

 

 

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