ホテルにスタッフの荷物をとどける仕事を言い渡されました。
僕の泊まっているホテルから、バイクで5分のところにあるホテルです。
しかし、強い雨が降ってきました。
僕は焦りました。
早く荷物を届けないと、スタッフが困るだろうと思ったからです。
自分の部屋を出る前にスタッフからメールがきました。
◯◯ホテルのゲートに入ってすぐ左に二階建ての建物があります。
その建物の前で待っていてください。
屋根があるから雨をしのげます。
2つ目のメールがきました。
プールの手前にある二階建ての建物に私の部屋があります。
プールの向こう側に見える二階建ては違います。
下にレストランが入っている二階建の建物は違います。
「今からバイクに乗ってそちらのホテルに向かいます。」と返事をしてスタッフが待っているホテルに向かいました。
◯◯ホテルのゲートをくぐり抜たら、目の前に綺麗なプールが横たわっていました。
ライトアップされていてとても美しかったです。
プールに見とれていたら、突然、バケツをひっくり返したような大雨が降ってきました。
僕は慌てて、プールの向こう側にある、レストランに駆け込もうと、重たいスーツケースを抱きかかえて、走りました。
そうしたら段差に足をとられ、転びました。
「イテエ!!オーマイ、ゴッド」と叫びましたら、従業員やお客様がレストランから飛び出して、僕を見ました。
「アーユーオーライト」と誰かが聞きましたんで「問題ない。」と答えました。
そうして、階下から二階のスタッフに呼びかけました。
「◯◯さん、ヒロです。荷物をお持ちいたしました。」
「部屋から、顔を出すなり、手を振るなりしてください。」
「・・・・・・」
応答がありません。
もう一度。
「◯◯さん、寝ているんでしたら、起こしちゃったらごめんなさい。合図をお願いします。」
返事がないので、電話することにしました。
携帯電話を見たらスタッフから着信履歴が山のようにありました。
「もしもし、ヒロです。何か問題が起こりましたか?どちらにお見えですか。もしかしら、ホテルを間違えましたか。」
プールの手前にある二階建の建物の一階に来てください。
一階で電気がついている部屋は一部屋しかありませんのでその部屋の前に来てください。
「やっちまったか。またやっちまたんだ。」
「何度も、何度も失敗する。もうだめだな、これは。」
「役に立たない人間は生きていく資格がないんだ。」
「社会の皆様に、ご迷惑ばかりかけるんだったら、死んだほうがましだ。」
「程度の悪いアスペルガーは生きていてはいけないんじゃないか」
「死んで存在をこの世から抹消することが俺にできる一番良いことなんじゃないか。」
「生まれて来たこと自体間違いだったんだ。」
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