発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

東大卒ですがひきこもりました 大野隆

 

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 大野隆56歳。東大卒業。東大大学院修士課程修了後30年間のひきこもり。

 

 

 

ご無沙汰しております。

大野隆です。

私の最近の状況をご報告いたします。

 

 

ヒロさんが一人でブログ更新を頑張っているので少しお休みをあげたいなと思いました。

 

 

私は今学校に通っています。

今年の8月で終了して、早ければ今年の11月から学校の先生として働きます。

 

 

実は今年の2月に高校生の家庭教師を依頼されていました。

しかし、その生徒は非常に優秀でして、私はあまり必要がないかと感じていました。

 

 

その後、その高校を卒業した人たちを新規にスタッフとして雇うことを団体が決めましたので、突然、進路を変更しなけれはなりませんでした。

 

 

それで、予てから予定していた学校の先生になる準備に取り掛かったのです。

錆び付いていた私の頭に油を差しながら、毎日頑張っています。

 

 

 

早ければ、今年の11月から教壇に立てる可能性があります。

 

 

しかし、英語と現地のビザヤ語のスキルアップを図りたいので、来年の6月からとも考えています。

 

 

それにしても今の自分が信じられないのです。

30年近くひきこもっていた私です。

 

 

つい4年前までは自宅からほとんど出ることもできずに、じーっとしていた自分。

 

 

50歳を超えて、生きている意味さえ見失い、存在を消し去ろうとしていた自分。

 

 

その私が、外国の教壇に立って、フィリピンの青少年たちに勉強を教えるなんて、まったく想像もつきませんでした。

 

 

その扉を開けてくれたのが、この団体です。

私への支援もスムーズには進まなかったことをおわびしたいです。

 

 

ヒロさんが書いていたように、誰にでもプライドや不安があるのです。

 

 

 

もしまた失敗したらどうしよう。

そう思うと萎縮してしまいます。

 

 

「やってみよう」と言われて、うまくできなかったら、笑われてしまうのでは?

そう想像すると、体も心もフリーズしてしまいます。

 

 

しかし、忍耐強く私が動きだすのを待っていてくれたスタッフたち。

 

 

暴言に近いような発言にもただ笑顔で答えてくれた日々。

過去を振り返りますと、ただ感謝の一言です。

 

 

私は今、新しい人生を生きています。

 

 

確かに、私はダメ人間でしょう。

「東大大学院まで勉強をしてきて、貧しい国の小さな学校の先生をやるなんて。」と蔑まれることもあるかと思います。

 

 

しかし、問題は私が幸せかどうかなのです。

それは決して、他人が決められることではないのです。

 

 

私は今、幸せです。

もう2度とひきこもることはないです。

それで十分なのです。

 

 

これからの私には夢もあるのです。

家庭を築いてそして子供の成長を楽しみに生きて行く。

そんなありふれた幸せを今は待ち望んでいます。

 

 

その前に、最も大変な、結婚する相手を探さないといけませんが。

「結婚が支援の中で最も大変な事柄なんだ。」と青木は言います。

 

 

さて、そんな青木に僕の結婚相手も一緒に探してもらうつもりです。

 

 

今、56歳です。

年齢にとらわれないで生きていきたいと思います。

 

 

 

こんな私でも全国から訪問依頼を頂いています。

しかし、今は自分の将来に関して集中したいので、申しわけありませんが、お受けできません。

 

 

ごめんなさい。

 

 

私は思うのです。

私の日常の頑張りが、過去の私と同じような状況にある人たちへの最大のエールだと。

 

 

「東大卒ですがひきこもりました。」

近日中にこのタイトルでブログを始めたいとも思っています。

 

 

どうぞ応援をお願いします。

 

 

「諦めなければ希望はいつまでもある。」

そう確信している私です。

 

 

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