人前で話すことは楽しいです。
支援をして、回復してきた人たちには講演会で話をすることをしています。
僕は今は中学校で話をさせてもらっています。
これも回復へのプログラムの一部なんです。
自分の今までのことをまとめて整理して、それを人前で話すわけです。
なんといってもこの作業は自己理解につながりますね。
回復への大きな効果が期待できるのです。
でも、本人さんたちは話なんてできないですよ。
無理。
無理。
無理なんです。
話なんかできない。
原稿に書いた書き言葉を話すんですけれどね。
まったくダメダメ。
話し言葉にするとダメなんです。
1、棒読みになってしまう。
2、抑揚がなく淡々と一本調子。
3、ためなんか何もない。
僕は本当に珍しいタイプだとのことです。
話が上手いと言われます。
もちろん鬼教官に散々特訓されましたからね。
他にも俊介さんも上手いらしいです。
ところが圧倒的に、話せない人たちの方が多いのです。
つい最近も練習に立ち会いましたが、大変ですよ。
何度も何度も注意をされて、立ち尽くしてしまうんです。
でも何度も何度も注意されながら、話す練習をしていくと確実に上手くなっていく彼らです。
まあ、僕もそのようにしてなんとかやってきたわけです。
この先、どのくらい時間が必要ですかとスタッフに聞きましたよ。
「100時間くらいかな。」
「なんですと!!ひゃくじかん・・・・・・」
でもですよ。
特訓を受けた人たちは確実によくなっていると思うおいらです。
でも、練習の中に、ジャネットたかたの映像を見るというのは驚いたな。
あれはとても良いんですって。
ではまた明日。
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