お気に入りの1枚です。少しはいい男でしょ。少しはですよ。
自分ができることとできないこと。
それが何かを知ることから、回復への道のりがはじまると思います。
身辺自立ができなかった。
身辺自立ができるようになった。
朝起きたら。
顔を洗う。
歯を磨く。
鼻毛をチエック。
髭を剃る。
入浴は毎日する。
服は毎日着替える。
できていなかった僕です。
それで練習、練習また練習の日々。
だいたい習慣化するのに3年はかかったと思います。
人とのコミニュケーションがまったくできなかった。
人とのコミニュケーションがまずまずできるようになった。
座学では無理なので、高校と大学に行くように勧められました。
学校生活でコミニュケーションを学ぶのです。
まあ、すんなりと高校や大学に行ければいいですよ。
行けませんもんね、僕たちひきこもっていた人たちは。
一人で学校に居続けるなんて無理なんですよ。
だから、スタッフも学校に一緒に行くしかないのです。
その分、お金がかかりますけれど。
学校生活の中で他者とコミニュケーションを取る練習をする。
ほんとこれは能力を身につけるにはとても効果かがありました。
学校が一番費用がかからずに効果が期待できる場だそうです。
学校と同じ環境を一から作り出そうとしたら、どれだけのお金とノウハウがいるか?
「実質それは無理だ。」と青木さんは言っていました。
この人ならやってしまいそうだ。
で、日本の学校に所属することで僕はいじめられ、暴力を振るわれ、お金を取られました。
学校がわるいわけではないですよ。
勘違いしないでくださいね。
ところが、フィリピンで高校と大学に行きました。
海外では日本のようないじめはないです。
しかし、あのままの僕でしたら、やはり、フィリピンでもクラスメイトから遠ざけられたでしょうね。
日本の小、中とフィリピンでの高校と大学。
この違いは何かと言いますと、毎日見守ってくれる人たちがいるかどうかの違いでした。
「失敗することを恐れるな。」
「失敗したら、そこで気づくことができるんだよ。なんで失敗したのかって。」
そして、そのことを練習すれば、次回からは失敗しなくなる。
「失敗しないと成長しないんだから。」とスタッフに言われて、はい失敗の日々でした。
それは過去のブログを読んでいただきますと、ご理解できると思います。
そして、僕は人とコミニュケーションがなんとか取れるまでに成長しました。
とても嬉しかったことが3月にありました。
大学の卒業式。
一番優勝な生徒が表彰され、そのスピーチが始まりました。
その女生徒はとても優秀な学生でした。
僕は彼女を尊敬していました。
「あんなふうになりたいな。」って。
いつも思っていました。
そのスピーチで事件は起こったのです。
すみません、また明日になります。
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