発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

大学に行くことよりもっと大切なことがある。 まる

 

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 気を抜くと忘れてしまいます。口にチョコレートついているよ。

 

 

 

せっかく入学した大学に通えなくなる人たち。

すべての人に共通していることは「自信がない。」ことです。

自信がないから不安になるのです。

 

 

青木は、大学の構内を歩いた時に、自分の服装がおかしいのではないかと、突然強い不安に襲われて、そのままアパートに帰ったことがあるそうです。

 

 

服屋に行き店員に選んでもらったことは良いのですが、行った先がイトーヨーカ堂

 

 

服を選んでくれたのが、自分の母親と同じ年齢くらいのおばさん店員だったとか。

購入した服は結局一度も着ることはしなかったそうです。

 

 

髪の毛が薄いので、みんなから変な風に見られるのではないか。

体臭が臭うのではないか。

 

 

特にバス停でバスを待っている時などに、若い女生徒達の集団と一緒になると、怖わくてその場を離れてしまったそうです。

 

 

学生食堂で一人で食べていると、周りから「あの人は友達がいない、かわいそうな人。」と思われていないか。

そんなことを考え始めて、結局大学に行けなくなってしまったそうです。

 

 

みんなが行けるのに、自分だけが行けない。

自分は頭がおかしいに違いない。

精神科に行って診てもらいたい。

 

 

診てもらって、ほとんうに精神病だと診断されたら・・・・・・。

もう死ぬしかないな。

 

 

どんどん自分の状況を悪くしてしまった青木です。

そんな経験があるからこそ、今適切な支援ができるのでしょうね。

 

 

木が大学に通ったのは短期間だったそうです。

そして、ひきこもってしまいました。

 

 

 

 自信がなければ自信をつければいいだけです。

別に難しいことではないです。

 

 

実は、自信をつけて大学に通うことができる以外に、もっと大切なことがあるのです。

それはひきこもっている多くの人たちが、できないことでもあります。

 

 

それは生活習慣を身につけさせることです。

朝起きたら、顔を洗う。

家族と顔を合わせたら、「おはよう。」のあいさつをする。

 

 

入浴は毎日して、体を丁寧に洗う。

服は毎日着替える。

 

 

私たちが支援している人たちの多くは、そんなありふれたことができない人たちです。

 

 

残念ながら、大学ではそのような指導をしていません。

大学を優秀な成績で卒業した人でも、基本的な生活習慣が身についていない人がいるのです。

 

 

このブログを読んでくださる皆様のお子さんはどうですか?

今一度子どもたちをゆっくりと見つめ直してみてください。

 

 

もちろん生活習慣も身につけさせれば良いだけです。

ただし、大人に、歯を磨く練習をさせることは、彼らのプライドをひどく傷つけてしまうことになります。

 

 

多くの人は、支援を拒否してしまうのです。

生活習慣を身につけさせることは案外難しいことなのです。

 

 

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