発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

フィリピンでの大学生活が終わる。ヒロ

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   ととさま、かかさま。馬鹿息子は立派に成長しました。

 

 

 

来週の今頃俺は卒業式会場にいる。

これから始まるセレモニーを緊張した面持ちで待っているはずだ。

 

 

7年半という勉強期間が一旦幕を閉じる。

 

 

7年半。

あっという間だった。(長かったな〜。 By スタッフ一同)

今はただ寂しさだけを感じる。

 

 

いろんなことがあった。(ありすぎるくらい色んな事がありましたね。Byスタッフ一同)

 

 

ひとつひとつそれらを経験値として吸収してきた事が一番の成果だと思う。

座学では習得できない事だから。

 

 

「事件は会議室で起きてるんじゃない!現場で起きてるんだ!!」

青島刑事が言っていた通りだ。

 

 

寂しい。

友達とわかれてしまうのが寂しい。

「日本の有名企業に就職が決まった。」と、元カノが話してくれた。

 

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           美しいでしょ。

 

 

うれしいというより、なんだか取り残された気分だ。

「ヒロ、就職は?」

 

 

「この後、語学をもっと伸ばして、その後はさらに勉強の日々だよ。」

 

 

「それと社長から(禿げのこと。元カノには俺は支援を受けている身だという事は言っていない。)専門学校に行きなさいと指示を受けているから。」

 

 

「まだ勉強を続けるんだ。」

「すごいね。」

「あなたの英語はフィリピン人の私達以上だから、納得するわ。」

 

 

「専門学校ではなく、アメリカの大学に行きたいんだ。それとどれだけ世界が広いかも見てみたいんだ。できたら、戦争や飢餓の現場をこの目で見てみたい。」

 

 

「やっぱり、ヒロは変わっているね。でもあなたならできそうなきがするわ。」

 

 

まんざら嘘ではない。

 

 

俺は警察にご厄介になった身です。

日本に居れなくなってここフィリピンに流刑にあったのです。

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♪〜どんぶらこ、どんぶらこっこ、どんぶらこ。はあー、南へぇ4,000キロどんぶらこー

 

 

 

しかし、この7年半で全てが一新されたのです。

日本に居たころ俺を取り調べてくれた警察官さんたちが今の俺を見たら驚くでしょうね。

 

 

もう、俺は昔の俺ではない。

ニュータイプなんだ。

 

 

俺の中にある良いものを、もっと、もっと伸ばしていきたいんだ。

伸ばせれるんだ。

思えば叶うんだ。

 

 

努力は必要だけれど。

努力するだけの価値がある事がわかったこと。

大きな大きな成果です。

 

 

卒業後1週間休みをもらいたいとこだけれど、日本からお客様です。

 

 

なんでもフィリピンの高校に入りたいという少年です。

俺の卒業した高校を案内する役目です。

 

 

 

もちろん俺と違って程度の悪いアスペルガーではない。

勉強ができるすごい少年らしい。

その少年にもおいらの卒業式を誘ってみようと思うんだ。

 

 

程度の悪いアスペな男の生き様を見てもらいたいんでね。

 

 

 

それにしても悲しい。

寂しい。

孤独を感じて怖いです。

 

 

 

大統領や、名無しを追って僕もアメリカの大学に行きたいな。

 

 

アメリカで勉強がしたい。

やっぱアメリカでしょ。

アメリカです!!

 

 

 

ではまた明日。

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