発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

大学入学までにやるべき2つのこと パート2 あつこ先生

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昨日から文章を書いています。

たくさんの方からメールをいただきました。

ありがとうございます。

 

ただ、すべての人がこのようなことに気をつけなければならないわけでは有りません。

私たちが支援している人たちの多くはこのような小さなストレスの蓄積でひきこもったりしてきました。

 

 

そのような子どもたちを持つ親御さんに向けて書いた文章です。

 

 

 

大学に通学するための生活環境は昨日のアドバイスで整ったと思います。

 

 

今日は大学内でお母さんやお父さんが、されると良いことをアドバイスいたします。

 

 

1、履修届を考えることが大変。

 できたら、ご両親が一緒に考えて提出してあげましょ  う。

 

 単位を取れるだけ取ろうとする人が多いです。

 結局、疲れ果てて、通学ができなくなるケースがありま した。

 

2、授業によって教室が変わる・授業の予定変更がある。

 青木は授業ごとに教室が変わるということを知りません でした。

 不安が強い青木はガイダンスに出ることができませんで した。

 

 また人に聞くことができなかった青木はしばらくの間パ ニックになっていました。

 

 

 予定していた授業が急遽なくなり、そのことでパニック になる学生がいます。

 次の授業が始まるまでどこで何をすれば良いのか考えら れずにパッニクになるのです。

 

 

3、昼食を一人で食べる怖さ。

 ゴールデンウイーク明けには大学の雰囲気が変わる。

 支援していた青年たちからよく聞いた言葉です。

 

 この頃までには新入生も自分が興味を持つサークルや部 に所属するようになります。

 

 また友達もできて、単独行動する人が目立つようになる と感じてしまうのです。

 

 青木も学食で一人で並んで食べることができずに、前日 にコンビニで購入したおにぎりをトイレで食べていたそ うです。

 

 

 どこのトイレでも良いわけではなく、学生があまり来な い、学内の一番外れのトイレまで行き、そこで個室に入 り食べていたそうです。

 

4、気付いたら1日誰とも話していなかった。

 高校時代はクラスの中に1日いるわけですから、何かし らの会話がなされます。

 

 しかし、大学生活では1日誰とも話さずに過ごすこと  だってありうるのです。

 

 

5、勉強の仕方がわからない。

 高校とは授業の仕方も違いますので、戸惑います。

 

 

6、高校と違って統制がとれているわけでは有りません。

 学生それぞれが自由な動きをしています。

 ところどころで聞こえる音。

 

 サークルや部活動の練習の音。

 友達同士の笑い声。

 高校と違って大勢の学生たちの音に疲れ果ててしまうの です。

 

 

などなど一人一人困難さを抱えて大学に通います。

その困難さで大学に通えなくなる人たちもいるのです。

 

 

どうすれば良いのか。

 

 

大学の学生課の担当者に協力者になってもらいましょう。

少ない人数で大勢の学生のお世話をされていますので、一度行っただけでは忘れ去られてしまうこともあるかもしれません。

 

 

何度も何度も、本人を連れて行きましょう。

またその折、「何か不安になったり、困ったら、◯◯さんに相談しなさい。」と言ってください。

 

 

「この方が不在の場合はこちらの△△さんに聞きなさい。」とそこまでしてください。

 

 

うまくヘルプを出せることが、大学生活をのりきるとても大切なことです。

(相談にのってもらったら、必ず、「ありがとうございました。」ということが社会のマナーだとも伝えてください。)

 

 

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