発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

新しい環境フィリピンで新しい人となる。やす

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      この映画を見ることが僕の最初の宿題でした。

 

 

フィリピンに行く前に青木さんから何度も言われたこと。

 

 

「今までのやり方が間違っていた。やり方を知らないから、いつも失敗をしてきた。」

 

 

「僕たちがうまくいくやり方を教えるから、信じてその通りにやってほしい。」

 

 

「君が今しなければならないことは僕たちを信じて、僕たちの言う通りにやり続けることです。」

 

 

僕は青木さんに聞きました。

「僕に拒否権はないのですか?」

「なんだか、僕は青木さんの操り人形みたいで嫌です。」

 

 

そう思っていたのですが、なんだか気づいたら青木さんに説得されていた僕がいる。

 

 

フィリピンパブというお店があって綺麗な女性がたくさんいると調べてわかりました。

 

 

それで青木さんに「フィリピンパブに行って事前に色々とリサーチしたいのですが?」

と聞きました。

 

 

「行くな。」との青木さんからの返事でした。

行きたいという気持ちが強かった僕です。

 

 

内緒で行こうかと思いましたが、毎日のように国際電話でフィリピンから青木さんが僕の携帯にかけてきたので、諦めました。

この時にすでに青木さんの魔法にかけられていた僕です。

 

 

フィリピンに行く機内で隣にフィリピン人の女性がいたので、テンション上がりまくりました。

とても綺麗な女性でした。

 

 

僕が早速覚えたタガログ語で話しかけたら、日本語で「あなたフィリピン人ですか」と聞かれました。

とても嬉しかったです。

 

 

それからフィリピンに着くまで、ずーっと話しかけ続けました。

 

 

その人はフィリピンパブで働いている人で、里帰りだと言ってました。

 

 

フィリピンについてから、最初に青木さんが言ったことは「積極的に話しかけることはとても良いこと。でも相手の顔を見て、嫌そうな顔をしたら、話し続けることはやめなさい。」です。

 

 

「嫌な顔ってどんな顔ですか。」と僕が聞きました。

青木さんは変顔をしました。

 

 

「それは嫌な顔ではなくて、変な顔です。」と僕は青木さんに言いました。

 

 

「そうか、これは変な顔なのか?」と青木さんは笑いました。

僕も笑いました。

 

 

僕は思い出し笑いを続けていたので、青木さんは手を叩いて「笑うのはもうおしまいです。」と言いました。

やはり僕の操り人形化は着々と進んでいるようでした。

 

 

空港に着くとめちゃくちゃ綺麗な女性が僕を迎えに来てくれていました。

僕は驚いてしまい、フリーズしてしまいました。

 

 

動けなくなってしまうのです。

時々あります。

 

 

青木さんは事前に母親から僕に関してのことを徹底的に調べあげていたんだと思います。

フリーズする横で、水を飲んで佇んでいました。

 

 

僕のフリーズが溶け始めた頃、「WELCOME TO PH」と言って笑いました。

僕も少しだけ笑いました。

 

 

僕は新しい世界に来たのです。

もう警察のお世話になるのは嫌です。

新しい人に僕はなりたいと心の底から思いました。

 

 

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