発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

2倍速で人生を生きたらみんなに追いつけますか 青木

 

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8日間に及ぶ相談会が終わりました。

大雪で交通機関がマヒしてしまい、相談会に来られなかった人がお1人みえた以外は全員おみえになりました。

 

 

今回は大学を中退後数年経ってしまっているという30代までの方が多かったです。

 

 

私たちのアドバイスが何かお役に立てれば幸いです。

相談会後に支援の依頼をされた方で早速訪問を開始した方もみえます。

 

 

ひきこもって数年以内でしたら、ご本人自身が「なんとかしよう。」と行動のきざしが見えたり「どうすればいいんだ。もう手遅れだ。」とつぶやきのような形で気持ちを外に出す方が多いです。

 

 

せめて独り言ではなく、親御さんとの会話になれば、親御さんも関わることができるのですが、独り言や怒鳴ったりだけですと、どう関わっていいのかわからないままただ時間だけが経ってしまいます。

 

 

気づけば本人が30歳、40歳、そして・・・・・・。

東大サンタと私があったのは彼が52歳の時でした。

 

 

私たちの団体には他にも30年間ひきこもった方がもう1人おみえになります。

 

 

Mr .Joeは40歳で私たちと出会い、今フィリピンで再起を目指して頑張っています。

 

 

「青木さん、僕はもう40歳なんです。結婚したかった。子どもも欲しかった。親が死んだらひとりぼっちです。」

 

 

「最近寝るのが怖いんです。そのまま目覚めないんじゃないかって。そんな不安な気持ちになります。」

 

「青木さん、僕にとことん付き合ってください。1日を2倍速で生きたらみんなに追いつくんでしょうか。」

 

 

同世代と比較することはもうできないのに。

いや、比較しなくても既に違う道を歩んでいるんだ。

Mr .Joeがそのことに気づくまでにはまだ時間がかかるでしょう。

 

 

本人さんは不安と絶望の中で社会が怖くて、社会と距離を置くために自分の部屋にひきこんでしまっています。

そうしないと生きていけないのです。

 

 

「のんきにゲームをしているじゃないの?」

 

「1日何もしないで過ごすことがどれだけ大変か想像してください。そんな日々が数年も続いていることを。」

 

 

ゲームがしたくてひきこもっているのではないのです。

社会と距離を置かざるをえない彼らができることは、ゲームをするかアダルトサイトをみることしかないのです。

 

 

本人は動けません。

なんとかしたいと思いながらも「どうしたらいいのか。」と悶々としているのです。

あっという間に30年です。

 

 

本人が動けないなら、親御さんが本人に変わって動くしかないのです。

 

 

新しい年になりました。

今年こそは子どもたちに「生きる希望」を与えていきませんか。

 

 

 

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「おかあさん、お父さん大丈夫ですよ。僕たちが証明です。」

 

BY  ヒロ&東大サンタ。

 

 

 

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