東大サンタに電話中。「いつフィリピン帰る」「仕事溜まってるよ」
《サポートセンター名古屋事務局からのお知らせ》
突然ですが1月15日(日)から22日(日)までの期間で無料支援相談会をいたします。
15歳以上でひきこもっていたり、不登校、家庭内暴力やひきこもりがあり困ってみえるかたはぜひ相談会をご利用ください。
発達障害の診断有無関係なくご相談にのります。
期間中は朝10時より夜7時までの間で無料相談会をいたします。
場所は名古屋事務所(JR名古屋駅から徒歩10分)になります。
先着順ですのでお早めにお問い合わせください。
なお私たちでは支援ができない場合はお断りをする場合があります。
ご了承ください。
お問い合わせ番号 サポートセンター名古屋事務局 052-564-9844
この週末に限り留守番電話になっていますがこちらからかけ直しますので、
お名前と住所(◯◯市)、ご本人の性別、年齢、どのような状況かを留守番電話に吹き込んでください。折り返しこちらからお電話いたします。
サポートセンター名古屋
さとるくんのその後です。
4日からサポートセンターは始まっています。
さとるくんは私が事務所に行った時にはすでに玄関前で待っていました。
「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」
「大晦日は変な電話をしてしまいご家族の団欒をじゃましてごめんなさい。」
「これは仕事だから気にしなくていいよ。」
「あの後、イライラが治まらなくて青木さんに電話したんです。」
「ブログで知ったけど、青木さん食中毒だったんだってね。」
「僕も後で知りました。なんか調子が悪そうな感じはしました。」
「で、青木さんと話して何か得るものはあったの?」
「3時間ほど話しました。」
「すみませんがゆっくりと長い時間話したいんです。聞きたいことも山ほどありますと言ったら、スカイプで話すことになりました。」
「・・・・・・」
「で、どうだったの?話せる範囲で話してみてくれないかな。」
「結論から言いますと、明日にでもフィリピンに渡って英語の勉強を一年間してから、海外の大学に進学します。」
「日本の学校はいいの?」
「この年齢で日本の大学に進学しても意味がないとわかりました。」
「ご両親には話されたの?」
「学生さん3人来ますよ。」「至急帰国してください。」
「『前に進むんなら応援する』と言ってくれました。」
「良かったね。」
「明日からフィリピンに行けませんか。もう準備は整っています。」
足元を見ると大きなスポーツバックがありました。
「受け入れに準備が必要だから1週間は必要だよ。」
「ご両親に来ていただいて、説明をしないとね。」
「今から両親は来れます。電話します。」
とにかく待つということが苦手なさとるくんです。
結局4日の夕方からご両親とお話し合いをしました。
「今、本当に前に進みたいとさとるは思っています。今がチャンスです。ですからわがままを聞いてもらえないでしょうか。」
さとるくんは10日にフィリピンに旅立つことになりました。
4日からもう英語学校モードに突入したらしく、サポートセンターの仕事の引き継ぎもやらないままフィリピンに行くつもりでした。
「次にあなたのやっていた仕事をする人がわかるように、今までのことをまとめなさい。」と何度も指示をしてようやく引き継ぎ作業を開始したさとるくんです。
自分の好きなことに集中してしまうと、周りがみえなくなるさとるくんを変えていくことはまだ道なかばです。
青木と話したことは私に話せないのか、話したくないのか。
どちらにしても私にはわからないままでした。
そんな中、青木からメールでさとるくんとの話し合いの報告がきました。
さとるくんから承認してもらったことのみの報告でした。
やはり性的な問題の悩みが大きかったみたいです。
それは女性の私には話せないですし、他の男性スタッフでもよほどの信頼関係がないと話せないことでもあります。
青木のメールの最後には「ヒロさんや青木に話を聞いてもらいながら、なんとか前に気持ちを向けて頑張っていきたい。」と決心していたとありました。
「娘も弁護士よ、あなたのファンなの。会ってみない」「うっうっううううう」
思い悩むことは必要です。
最後には1人で答えを出さないといけないけれど、それまでにたくんさんの先行く仲間が助けてくれるから、大丈夫。
さとるくんの新しい1ページがこれから始まります。
今の彼ならやり通せます!!
他の先行く仲間に続いてください。
「私が証明です。」と言えるように。
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