自分で働いたお金で買いました!!
29日病院に着いた頃からの話をもう一度別の角度から書いています。
病院に着いたのは夜の11時くらいでした。
僕が病院で色々と事務的作業をしている時にやたらと携帯に着信がありました。
それは僕のガールフレンドからのものでした。
明日からの休みは彼女とバカンスに行く予定の僕です。
その打ち合わせをしないまま深夜近くになってしまっているので、心配しているのでしょう。
(以下日本語に翻訳してお送りいたします。)
だから、電話口で、「電話できなく・・・」
「ちよっと、あんた、なによ!!今まで電話もしてこなくてさ。」
「私がどれだけあんたの電話を待っていたかわかってんの。」
「もう信じられないわね。あんたのやり方。」
「この私をここまでほかりっぱなしにしておくなんて。」
「何様のつもり。」
「あの、そのですね。これにはわけがありまして、今病院なんです。」
「病院だか、何だか知らないけれど、あんたの言い訳はもうたくさんよ。」
「ちよっと話だけでも聞いてよ。」
「ブッチ。」
「あっああああ。」
事務手続きに戻る僕です。
手続きしながらの青木さんを見いのの僕です。
「青木さん、喉乾いていますよね。ちよっと待っていてください。」
青木さんを1人にしてはいけないと思った俺は全速力でコンビニに走った。
「ポカリスウエットありますか。」
店員がポカーンとしていやがる。
「あのさ、だからポカリスウエットありますか。」
焦りすぎると、ここがフィリピンという事を忘れて日本語を話している自分がいる。
「青木さん、日本のポカリスウエットです。」
青木さんがおいらを手招きして、頭を撫でてくれた。
「なんですか?」
もう言葉を出すだけの気力もなくなった青木さんは、ジエスチャーをした。
つまり、程度の悪いアスペルガーなおれだったら、思いっきし冷えた缶を開けもせずそのまま渡していたんだろうな。
嬉しいやら、恥ずかしいやら。
また携帯が鳴った。
「ねえ、あんたさ、何で電話してこないわけ?」
「はあはああん。わかったわよ。あんた違う女といるのね。」
スピーカーホンがいらないくらいでかい声は静寂と化した病院内に響き渡る。
「病院で緊急だとか何とか白々しい事言って!!!」
「最低、最低、あんた人間のクズ!!」
「ブッチ。」
それまでエビ人間になっていた青木さんが向き直っておいらに何か言おうとしていた。
「わかっています!!別れます。こんな無理解な女性はこちらからお断りだ。」
青木さんはぐたっとなってそのままエビ人間に戻った。
2016年本当の最後の仕事は彼女との別れだった。
さようなら2016
ようこそ2017
また明日も見てくれよな!!(By 孫悟空)
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