発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

「おい、お前何やってんだ!!」程度の悪いアスペな俺 ヒロ

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      日本では生きていけないな。馬鹿な俺です。

 

 

日本で中学の校長先生から褒められました。

これは僕にとってはとても大きなできごとです。

なんせ褒められたことがあまりないので。

 

 

特に日本人から褒められたことはとても少ない。

それも学校で一番偉い人から、お世辞抜きで褒められたことは、さらにおいらをハイパーにしました。

 

 

日本に帰ってきて良かった。

日本は温かい人たちがいる。

嬉しかったな。

 

 

ところがです。

空いた時間でサポートセンターの仕事を手伝ったんですが、やることなすこと失敗続きです。

 

 

サポートセンターのスタッフはもちろん発達障害に対して理解があり、僕たちのような人にも寛大であります。

 

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  この荷物はどこ行きですかと聞かれて、あたふたするおいら。

 

失敗した。

どこ行きかを判別するために、段ボールの中身を外に書きだすことを忘れてしまった。

名前だけはでっかく書いた馬鹿な俺。

 

 

 

注意を受ける。

失敗ばかりするんです。

これが一般の人でしたら、反応はどうでしょうか?

 

 

「おい、何やってんだおまえ。」と怒鳴られた。

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隣の席のご老人の荷物を積極的にお手伝いしたのは良かったけれど、それを投げ入れたおいらはダメダメ人間です。

怒鳴られました。

 

 

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世界中から出稼ぎの人たちが帰ってくるクリスマス。空港は大混乱。

 

ニューヨーク、成田、バンクーバと名古屋の4便の荷物が一斉に同じターンテーブルに出てきたからさあ、大変。

 

 

荷物を出そうにも、ターンテーブルに近づくことさえできない。

 

 

周りでは殴り合いの喧嘩も出始める始末。

おいらは、ここぞとばかりに、人ごみをかき分けターンテーブル横のポジションを確保。

 

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結局全部の荷物を取り出したのは3時間後でした。すごいぞフィリピン

 

「来た!!」

荷物を見つけたおいらは、獲物をいち早く確保するヒョウのようにがぶりと荷物にかぶりついた。

 

 

そして、思いっきりターンテーブルから荷物を勢い良く引っぱりだす。

「ドーン」

「アライコ!!」(タガログ語で痛いの意味)

 

 

勢いつけて引っ張り出した大型スーツケースは隣のご婦人の足にヒット。

倒れこむご婦人。

すぐに隣のご主人からパンチがおいらに来た。

 

 

「す、すみません。ごめんなさい。」と謝る俺。

青木さんがその方を抱き起こして、頭をさげる。

 

 

はい、はい、これが程度の悪いアスペルガーですよ。

アスペルガーと言いましてもいろいろな状況があります。

こんな状況では、アルバイトですら、必要とされませんよね。

 

 

さあ、どうしようか?

頑張るしかないけどね。

 

 

できないことがあまりにもありすぎるおいらです。

 

 

「青木さん、本当においらは社会に戻れるのですか?」

大学を卒業できる喜びなんかどこかへ行ってしまっている今の俺です。

 

 

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