発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

出来損ないな僕とおばあさんの涙。まる

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様々な経験をすることを大切にしている私たちサポートセンター名古屋です。

 

 

 

今回は、熊本大地震で被害を受けた一人暮らしの高齢者宅の農作業のお手伝いをしに、阿蘇山の麓まで3泊4日の日程で行ってきました。

 

 

結論から言いますと、行って良かったと思います。

土に触れる体験や耕運機を操作する体験がとても面白かった彼らです。

 

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また日常生活を離れたことで、見るもの、触れ合う人たちとの出会いが新鮮で、テレビや新聞ではわからない現地の事情が良く分かったとも言ってくれました。

 

 

この時期の阿蘇は朝晩は少し冷え込みますが、日中はとても快適に過ごすことができました。

 

 

今の時期にはボランティアの方も少なくなった中、私たちが訪問したことで、話し相手ができたと、喜んでみえました。

 

 

農作業よりもお茶を飲みながら、世間話しをしたいとストレートにお話しされた依頼主さんの思いに正直戸惑ってしまいました。

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「1人暮らしでとても寂しい」

「話し相手がいないとこが一番つらいな。」

 

 

「でも急に賑やかになって、久しぶりに若い人たちの声を聞いて嬉しかった。」

 

 

私たちがやりますからと静止しても、一緒にやりたいと畑に出られたおばあさんです。

 

 

帰りの車内で、参加した1人の青年がぼそっとこう言いました。

 

「ひきこもっていた時期は本当は誰かと繋がりたかったけれど、こんな自分では誰も相手にしてもらえないと自分を否定していたんです。でもあの程度のボランティァで感動して泣いてくださった1人暮らしのおばあさんと出会って、まだ僕は大丈夫なんじゃないかって思ったんです。」

 

 

「そう思っただけで、依然として僕はただの出来損ないな人間なんですけれどね。」

 

 

「春になったらまた来てもいいですか?」

「もうこれで農作業もおしまいで、私は神様のお迎えを待つだけ。」

 

 

「そんなこと言わないで元気でいてくださいよ。」

「じゃあ、あんたがきてもなんかできることがあるように、頑張るかな。」

 

 

出会いを通して化学反応が起こればいいなと思いました。

 

 

熊本の皆さん、出会いをありがとうごさいました。

 

 

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