発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

支援の始めはしつけです。 まる

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青木さんにイライラした気持ちを当たっているんですよ。

 

 

 

こんにちは。まるです。

私は、日本で支援をしています。

 

 

私が支援をしているのは状況が比較的軽い人たちと、

逆に状況があまり良くなくて、環境を変えるために海外での支援を選択して、旅立つ前の準備期間の支援をしている人たちの2つのグループに分かれます。

 

 

どちらのグループにしても支援の中心は社会で通用するマナーやルールのいわゆるしつけのやり直しです。

 

私にも子どもがいます。

特別しつけをしたという記憶はありません。

しかし、この社会に適応してなんとか生きてはいます。

 

 

私たちが支援をしている人たちは見て学ぶということがとても苦手な人たちです。

 

 

ですから特別に時間を割いて、身につくまで寄り添って教えていく必要があるのです。

 

 

もちろんその人にあうやり方で、またはその人のレベルに合わせて教えていく必要があるのです。

 

 

ご家庭でそのようなことをするのはとても大変なことだと思います。

日々、支援をしている私が正直に感じることなのです。

 

 

朝起きたら、顔を洗い歯を磨く。

基本的なことですが、丁寧に顔を洗ったり、歯を丁寧に磨ける人は多くはありません。

 

 

そういった一つ一つの事柄ができているのかどうかを調べ、指導するのが私の役目なのです。

 

 

親御さんに面談の時にお聞きします。

「お風呂に入っていますか?」という問いかけには怪訝そうな顔つきで「入っていますが?」と答えられます。

 

 

「では、体は洗ってみえますか?」とお聞きしますと「お風呂に入っているんですから、当然洗っているでしょう。」と答えられます

 

 

実際はお風呂に入っていても、湯船につかるだけで、体を洗わずに出てくる人たちが案外多いのです。

 

 

ですから、特に男性の場合ですと、夏場になると性器周り腋窩から異臭がしてくる場合があります。

 

 

彼らのプライドはとても高いです。

それでストレートに「お風呂に入ったら、性器周りも丁寧に洗うんですよ。」ということは口頭では言えません。

 

 

また、言ったところで、具体的にどうすれば良いのかわからない人が多いので、実際に教えるしか方法がないのです。

 

 

男性スタッフがスーパー銭湯に一緒に行って入り、隣同士で体を洗いながら、実際に見せて教えるのです。

銭湯に行くことすら、恥ずかしがっていけない人が多いですね。

 

 

何らかの形で自信をつけない限り、人前で平気で裸を見せることはできないのです。

 

 

このように私たちの支援はその人たちの身の回りのことから始めていき、その次の段階で経験を積ませていくという手順になります。

 

 

私はサポートセンター名古屋のスタッフとして、支援団体の集いや勉強会に参加する機会が多いのですが、私たちのようなやり方をしている団体の方とは、なかなかお会いしたことがありません。

 

 

まずは就労支援。

いろいろな仕事を体験させる。パソコンなどに慣れさせる。

 

 

そういったことから始めていく団体がほとんどです。

私たちが関わる人たちの多くは、発達障害の2次障害でひきこもりになってしまった人たちです。

 

 

そのような人たちへの支援は、どうすれば良いかを考えてきた私たちです。

 

 

そしてこれからもより良い支援を目指して、日々精一杯支援に励んでいきます。

 

 

何か気づかれたことがありましたら教えてください。

 

 

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