フィリピン人スタッフとフィリピンでこないだまで勉強していた少年との交流会
僕は程度の悪いアスペルガーと診断された男。
程度の悪いなんていう診断はない。
病院から、うちでは難しいので違う所を紹介するといわれた。
それは厄介な奴だから違うところへ移そうという意味。
病院だって手がかかる人はお断りだと思うな。
二桁の足し算引き算が出来なかった。
電車やバスに乗って目的のところにもいくことができない。
買い物をしに行くと、いつも何を買うのか忘れてしまい、結局自分の欲しいお菓子や漫画を買ってくるという始末。
みんなの会話の中に突然入ったは良いが、自分の方に話題を持って行こうとする。
他人の話なんか聞いちゃいない。
他人の話を聞くということがそもそもできない。
顔洗わないから目やに、鼻くそついている。
歯には食べもの詰まっている。
頭皮全体フケだらけ。
程度の悪いアスペここに降臨!!
俺以外は全てバカ。
地球上で俺以外は死んでこの世からいなくなればいいんだ。
小学校、中学校火事で全焼しないかな。いや、すれば良いんだ。
見つからなければ悪いことだってどんどんして行こう!!
それが俺の青春時代。
青春なんてこんなもの。
恋愛、友達、熱中、そんなものとは無縁の世界。
程度の悪いアスペな男、ここに降臨!!
16、17、18、19歳。
最悪な日々。
しかしそんな俺にも支援のシャワーは毎日のように浴びせられ続けたんだ。
かたくななおいらの心。
閉ざされたおいらの心。
人間の心を失ってしまった獣のおいらが、サポートセンターのスペシャル愛情光線で少しずつ動き始めた。
よーく見ていないとわからないくらいの変化。
コンマミリ単位の世界。
なんでこんなことを思い出したかというと、最近サポートセンターのスタッフから過去のことを暴露されているんです。
サポートセンターは当初俺をどう見ていたのかとか。
どの方向に俺を導こうと思っていたとか。
それは今の俺とはまっく違う状況だった。
「俺の持つ良い所を見抜けなかった。」とゴリ男から俺に対しての謝罪があった。
俺はグループホームに入所してそこで自立のための訓練を受けて、障害者手帳を交付してもらい、福祉の世界で生きて行く。
それが当時のサポートセンターの俺に対する青写真。
それを聞いて俺は悲しくなった。
恋愛も、友達も、やってやるぞ、という気合も無縁の世界なんじゃないかと思う。
いやそこにはそこなりの世界があるんだろうけど、今俺が味わっているようなものとは明らかに違う気がするんだ。
なんでそんなことを今更言うんですか?
もう過ぎたことで今の俺とは関係ない。
そうゴリ男に訴えた。
「通過儀式のようなもの。」
「過去をもう一度振り返ることで、客観的に過去を見られるような作業。」
「それをして初めて未来を見ようとすることができる。」
と、難しいことを言った。
いまひとつピンとこない俺なのです。
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