東大さんとの打ち合わせ 。話がとまらなくなった俺です。
この記事を皆さんが読んでみえるときには、おいらはバスの中です。
今は、研修旅行のガイダンスの最中に抜け出して書いています。
大学で研修旅行がこの週末にあります。
とてもとても嬉しいんです。
「あっそ。」
いや、いや、いや。
「あっそ」なんて気のない返事はやめてくださいよ。
泊りがけの研修旅行に行くんですって。
「だから?」
おいらは、小、中と遠足なんかのときに仲間に入れてもらえなかったんですよ。
だから生まれて初めて、みんなと行くこの研修旅行が嬉しくて仕方がないんですよ。
４年になって1科目も落としていません。
この後試験があって、そしてインターンで卒業となっています。
もうすぐそこまで、卒業が迫っているんです。
毎日、毎日後何科目で卒業できるかチエックしています。
毎日ですよ。
その日を心待ちにしているおいらです。
そんな中、泊りがけの研修旅行に仲間と行くんです。
自然とおいらの周りに同級生が集まってきました。
「なんかかったるいね。今のこの時期に研修旅行か?」って文句を言う生徒。
「なんかさ、興奮するね。泊りがけってさ。」
「あっ、グループに入れてもらえるかな。まだ大丈夫?」
涙が出たんです。
で、おいら恥ずかしくなってね、トイレに駆け込み泣きました。
むせび泣きました。
「あんまり泣くと、目が腫れて、みんなが不審がるよ。」どこかでハゲの声がしました。
それでまた泣いちまった。
小、中の時、「お前は学校に来るな。病気が移る。」と言われた。
クラス一同からということで、色紙をもらった。
「お願いします。早く死んでください。BY クラス一同より。」と書かれた色紙。
一番悲しいのは無視されること。
だれも仲間には入れてくれなかった。
本当はみんなと仲良くしたかっただけなのに。
あれから10年以上が経った。
俺は日本にはいない。
日本語を聞くこともあまりない。
俺の周りには俺の過去のことを知っている人は誰もいないんだ。
俺はあの時の俺とは違う。
俺は変わったから。
10年もかけてね。
正直昔のことは、思い出そうとしないと思い出せなくなってきている。
思い出したくなくても、いつも、いつも嫌なことがまとわりついていたはずなのに。
楽しいことが毎日の様にある。
それらが積み重なって行き、あの嫌な思い出をふかあーい、地底に押し込んでしまったんだ。
押し込んだって、いつか、何かの拍子にひよっこりと顔を出してくるかもしれない。
でも大丈夫。
俺は過去をしっかと見つめることができているから。
過去と向き合うことができるから。
そうさせてくれたのは、お下品なこのブログを飽きもせずに、毎日読んでくださる皆さんがいるからです。
「過去ログ全て読みました。」
そして過去の記事の感想をコメントで送ってきた人がいました。
青木さんと、その話になりました。
青木さんは泣いていました。
「どうしたんですか?」とおいらが聞いたら、「あっ、いや」とごまかしていました。
でも一言、小さく「ありがたいな。」と言っていました。
「何がありがたいんだろう」と僕は思ったけれど、それ以上は質問しませんでした。
でも僕ももう一度皆さんに言います。
「ありがとうございました。」
僕をいじめていた、中学の時の同級生にもいいたいです。
「今は何も思ってはいません。ただ、いじめられたことは、僕がかわるきっかけとなった。そして変わった僕がとても嬉しいです。だから今は何も悪くは思ってはいない。」
以上です。
研修旅行に行ってきます。
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