臨時教員Joe いつの間にかウクレレまで練習していた。
今回はサポートセンター名古屋のスタッフのゴリ男と話し合って文章を作りました。
スタッフには時々手伝ってもらっていますが、今日の文章はほとんどゴリ男の文章です。
本日は中々思いつかなくて大変でした。
Joeは中学から不登校。
Joeは25年間ひきこもっていた。
そんなJoeは今年で40歳。
昨年の１２月に青木さんと東大さんが初めてJoeの自宅を訪問した。
訪問するまで6ヶ月間かかった。
会うには会えたが、Joeは一言「はい。」と言っただけだった。
Joeがサポートセンター名古屋のプログラムを受けるまでに訪問から3ヶ月間かかった。
電車に乗るのが怖いJoeは、自転車で自宅からサポートセンターまで通ってきた。
雨の日も自転車に乗ってきた。
Joeは無口だった。
スタッフからの言葉がけにも反応はないか遅いか。
40歳になろうとしているJoeをどうするか?
サポートセンターのスタッフたちはいつもそのことを考えていた。
Joeに関して、多分世界中で一番知っているのはサポートセンター名古屋のスタッフたちだ。
Joe回復へのヒントは、会話の中に隠れていた。
ゆっくりと丁寧に、自然な会話の中でスタッフたちはJoeの言葉に耳を傾ける。
毎日がその作業の繰り返し。
『Joe、Joe、Joe、立つんだJoe!!』
文章を書いていたらゴリ男がJoeの昔を思い出して興奮して叫んだんだと思います。
そしてなんと今日初めて知りました。
ゴリ男はADHDの診断を正式に受けています。
そしてサポートセンターで過去に支援を受けていて、そして今はサポートセンターで働いているんだって。
「昔にハゲの訪問を受けたんですか」と聞いたら、「そうだ。」と言っていました。
ただしひとつ訂正されました。
昔は黒くて太い髪の毛がふさふさしていたらしいです。
ゴリ男が言うには「それはそれは大変な時期があってね。」あっという間にハゲてしまったらしいです。
支援者の方からたくさんのリアップが毎月のように届けられていたそうですよ。
青木さんには残念ながら効果はなかったとのことです。
脱線してしまいました。
「ここじゃないどこかに行きたい。」
「どこかって具体的に地名とかわかりますか、Joeさん?」
「だれも僕のことを知らないところ。」
そういえば、また話は逸れますがね。
高校卒業からからひきこもって今45歳になる人がいます。
サポートセンター名古屋は毎月訪問して、1年後に会えました。
そして関わりが始まりました。
その人の仕事はフィリピンへ送る古着の管理です。
2年間の関わりの中で、最近よく話をするようになってきたとのことです。
また、着た切り雀だったんですが、「服が欲しい。」と半年前にお母さんに言ったそうですよ。
そして、最近サポートセンターのスタッフにこう言ったんです。
「フイリピンに僕も行けますか?」
「フィリピンに行って、何をしたいんですか?」
「僕も他の人たちのように子どもたちに古着を渡したい。」
「フイリピンは毎日が夏のようで大変ですよ。」
「・・・・・・」
「だれも僕のことを知らない海外で暮らしたい。」
きったあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!
1000字をオーバーしてしまいましたんで、また明日にさせてください。
やっぱ、ゴリ男と話しながら書くとリズムが良くないな。
明日は頑張って僕が書きますよ。
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