おりゃあ!!なんぼのもんじゃあ
中間試験は終わりました。
一応なんとか合格点をこえてはいると思います。
答案が1つ返ってきましたが、受かっていました。
青木さんの提案で、同じ大学の同じ学科を卒業した人を僕の家庭教師としたんです。
なかなか探すのは難しかったですが、青木さんはついに探し出してきまして、そして今、おいらの家庭教師となっているんです。
今はその先生から教えを受けていますから、今回の試験は期待できると思います。
まあ終わりましたので、とにかく部屋で寝ていますよ。
頭がオーバーヒート状態ですからね。
僕の住む地域の大学は英語とビサヤ語が必修ですわ。
普通のスピードでビサヤ語を話すもんで、なかなかついていくのが大変です。
東大さんが行っていた大学は地域一番の大学ですので、英語オンリーなんですよ。
僕は授業の中身も聞きましたが、やはり地域一番の大学は違いますね。
東京大学はフィリピンの先生たちもご存知のようで、東大さんがフィリピンの大学に入学したいと申し込んだ時には、「なんでフィリピンの大学で勉強したいんですか?」と不思議がられたそうです。
「アメリカとか、ドイツに行くべきじゃないんですか?」と言われたそうです。
やはり東大ですな。
その東大さんでも、授業についていくのは大変だったらしいですよ。
まあ、英語の質の問題なんですけどね。
その東大さんがおいらをいつも褒めてくれます。
「ヒロさんの英語力にはかなわない。」といつも言ってくれるので俺は嬉しいですよ。
「東大さんは、スペイン語は話せますか?中国語はどうですか?」と僕は畳み掛けて質問します。
「すごいなあ。僕もヒロさんのようにもっと頑張らないといけないな。」と言いますんで、「勉強の仕方を伝授しましょうか?」と言うと、スタッフが僕の耳をつまんで、違う部屋に連れて行きます。
「東大さんよりヒロさんの方が英語もスペイン語も中国語もできるよ。それはみんなが知っていることだよ。」
「ビサヤ、タガログ語もです。」
「できないことをしつこく言うと、言われた人は腹が立つもんだよ。だからくどくどと言ってはいけない。これはルールなんだ。」
「俺は、できないことを言ってあげて、頑張らさせたいんですけど。」
「そんな言い方ができるとしたら、それは先生という立場の人かもしれない。」
「ヒロさんは東大さんより年下でしょ。年上の人にあなたはできない。ということを言ってはいけないんだよ。」
以前でしたら、「そんなルールは誰が決めたんだ。」
「できないことは本当のことなんだから、言っていけないことはない!!」と反発していたでしょうな。
「すみません。ちょっと図に乗りました。でも東大さんに勝っていることがあることが嬉しいんですよ。わかってもらえますか、この気持ち。」
「わかるよ。嬉しいもんだよね。」
「今回は図に乗ってしまいました。東大さんには今から謝ります。」
そう言うとスタッフはにっこり微笑んでくれた。
こんなところも少しは成長したところなのかもしれない。
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