発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

両親の離婚と僕の彼女と今の僕 三郎

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僕は今社会復帰を目指しています。

大学に行くこととサポートセンターからの支援を受けています。

 

 

僕が日々暮らしていく中で自分の弱点克服に特に役に立ったことは以下の三点です。

 

1、英語

2、彼女と大学の仲間

3、サポートセンター名古屋のスタッフの皆さん

 

 

僕の弱点は思ったことを直ぐに言葉にしたり行動に移したりすることです。

そのことで周りと摩擦を生じさせたりしてしまいます。

 

 

日常生活でイライラすることはたくさんあります。

例えばチケット売り場でおしゃべりしながらちっとも手を動かさない従業員を見たら、僕は直ぐに「真面目にやれ!!」と大きな声で怒鳴ってしまいます。

 

 

ところがフィリピンだと・・・・・・。

「真面目にやれはなんていうんだったかな。チケット、プリーズ!!で、少し強く言えば良いかな。」と怒鳴る前にもうひと工程しなければなりません。

 

 

そんなことしていると、「まあいいか」となっていることが多いんです。

嘘のような本当の話です。

ヒロさんも同じことを経験しています。

 

 

コミニュケーションをする時に少しのタイムラグが生じることは僕やヒロさんみたいなタイプの人間にはとても助かるんです。

 

 

また、「彼女の存在は最高の支援者にもなる。」(By ヒロ )

の言葉通り、僕の彼女も僕を徹底的に補佐してくれています。

もう僕の人生に彼女はなくてはならない存在です。

 

 

僕はヒロさんと違ってボランティアなんかはしたくないタイプです。

 

 

どちらかというと人をバカにする僕の態度を見て、僕の彼女は悲しい顔をします。

僕の彼女は道端で食べ物を求めて手を差し伸べる子どもたちに優しく接するひとです。

 

 

また看護学校に行っているので、土日なんかはよくボランティアに参加します。

せっかくのデートがボランティアでだめになることもあったりして、それが僕には納得がいきませんでした。

 

 

ある時、貧困地区に検診と食料配布のボランティアがあって、男手が足りないので僕は、いやいやボランティアに参加させられました。

 

 

汚い家屋の中でも嫌な顔せずに、笑顔で子どもやお年寄りに接している彼女の姿に感銘を受けました。

 

 

その彼女の存在が僕の頑なな心を少しづつ柔らかくしてくれているのです。

 

 

サポートセンター名古屋のスタッフさんのことは皆さんすでにご存知なので書く必要がないと思います。

 

 

昨年末両親宛に謝罪の手紙を書きました。

というより、彼女に強制的に書かされました。

 

 

父には、大怪我を負わせてしまったこと。

母には今まで我慢強く僕に寄り添ってくれたことへの感謝の気持ちを手紙に綴りました。

 

 

年が明けて、両親からそれぞれ手紙が来ました。

同じ日に僕の手元に届いたんですが、母と父の住所が異なっていました。

手紙を読んで何が起きたのかがわかりました。

 

 

両親はすでに離婚しており、僕の育った家も売却されていて、僕の荷物一式はサポートセンター名古屋に5箱のダンボールに入れられて置かれているとのことでした。

 

 

母親は僕が一年間大学に行けたのを確認して、もう大丈夫と判断して離婚に踏み切ったのです。

独りよがりの父と一緒にいることをやめたそうです。

 

 

父からは「引き続き頑張りなさい。」とだけ書かれた手紙が届けられました。

 

 

こうして僕は日本で帰る場所がなくなってしまいました。

 

 

でも、僕には将来を約束した彼女と、大学の仲間、そして淡々と支援をしてくれているサポートセンターの皆さんがいるので、何も心配はしていません。

 

 

これで僕の記事はおしまいとなります。

長いあいだ読んでいただきましてありがとうございました。

 

 

僕の小さな経験が何かのお役に立てれば嬉しいです。

では皆さんお元気で。

 

 

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