発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

さようならマニラ 青木

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        普通の暮らしがしにくくなってきた最近のマニラです。

 

 

マニラ事務所を閉鎖することにしました。

 

 

今の最重要課題は、時間のことです。

マニラ事務所から移動できず、身動きが取れなくなってしまっています。

 

 

私たちは10年前よりフィリピンで、発達障害の二次障害で困っている人たちの支援を行ってきました。

 

 

現在、マニラとダバオに事務所があります。

以前はセブで活動していましたが、環境が良くないのでダバオという地区に変えました。

 

 

一方のマニラですが、車の増加にインフラが追いつかず、交通渋滞は日常化するようになってきました。

事務所から、空港まで早朝や深夜の空いている時には車で30分程度で行けました。

 

 

私が来た10年前は混雑は大雨や休日の夜ぐらいでした。

 

 

しかしここ数ヶ月間は毎回移動のために5時間から8時間も有しています。

 

 

もしかしたら、他の主要道路が工事などで一時的に迂回してくるためにこの混雑なのかと思いましたが、私たちが調べたところでは自然渋滞だと思われます。

 

 

早朝や深夜に30分で行ける空港でした。

日中でも1時間程度で行けました。

それが5時間から8時間。

 

 

正直、マニラは今、パンク状態です。

テレビでは「この渋滞で助かる人たちが救急車内で命を落としている。」

「マニラ市内での小売業の物流にも大きく影響が出ている。」と報じられています。

 

 

前大統領もこの問題がもっともマニラでの深刻かつ早急に対処しなければならない問題だと何度も述べていました。

しかし、空港までの短距離の高速道路が開通しただけです。

 

 

タイにも以前は事務所を設けていました。

タイでは高架鉄道が出来上がりました。

地下鉄も走っています。

 

 

そしてさらにそれらを延長する計画が持たれています。

あのひどかった渋滞はずいぶんと緩和されてきました。

 

 

驚くべき数字があります。

人口千人当たりの車の保有台数です。(2012年調査)

 

 

タイが191台。

フィリピンはなんとわずか35台に過ぎません。

 

 

今やアジアで高い経済成長率を示すフィリピン。

ますます車は増えていくのです。

そしてさらに渋滞はひどくなっていくのです。

 

 

さよならをする時がついに来ました。

10年前にはここで10年は持ちこたえられると思っていました。

その通りになりましたが次の10年はここではありません。

 

 

マニラからダバオに全てを移動しなければなりません。

そのダバオも10年前には想像もできなかったほど車が増えてきました。

ダバオもあと10年も持たないと思っています。

 

 

次の場所を探さないといけません。

 

 

ミャンマーはどうでしょうか。

アルゼンチンの治安はどうなんでしょうか。

これから次の場所を探す旅に出ないといけません。

 

 

10年後の場所を探すために。

 

 

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