発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

就学ビザ交付そして失効そして・・・・・・ ヒロ

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 学校でいつも笑っています。楽しい。本当に楽しい。勉強は大変です。

 

 

 

 (8/16現在すでに就学ビザを手にしています。これは回顧録です。お間違いのないようにお願い致します。明日で終わりますんで、もうしばらくお付き合いください。スタッフからは引っ張らない!!と言われましたが、皆さんついてきてください。)

 

 

自宅に帰った俺は、スタッフに言った。

「やっぱり良いことがあると必ず悪いことがあるんだ。」

「俺は日本に帰ることになったから、今から準備しますわ。」

 

 

 

スタッフは驚いていた。

学生課の先生が何を言っていたのかを聞いてきた。

「ただ、なんと言っていいのかわらない。」

 

 

「えっ、何それ。今朝ビザがおりた書類をもらったばかりなのに。」

「いいわ、わたしが電話するから。」

電話をするスタッフ。

 

 

そんなことはお構いなしに、黙々とスーツケースに荷物を入れる俺。

 

 

「そんな馬鹿な!!」

スタッフのひときわ大きな声が部屋に響いた。

続いて青木さんに電話をした模様。

 

 

ドラゴンボールのフィギュアを一体一体丁寧に箱に戻す。

それをダンボールに収めていく。

俺にとって命の次に大切なドラゴンボールのフィギュアたち。

 

 

日本でまたお会いしましょう、おいらの仲間たち。

 

 

 

「はい、はい。そうします。ヒロさんですか?帰国の準備をしています。」

ハゲから電話が来た。

出られない。

 

 

「ヒロさん電話に出なさい。何も終わったわけじゃないんだよ。」

そうスタッフに促されて電話に出た。

 

 

涙と鼻水で話せない。

「これから大学側と一緒になって入国管理の人と話をするから、何も心配しないこと。」

 

 

聞き取れたのはただそれだけ。

俺は自分が泣くので忙しくて聞き取れなかったんだ。

 

 

ベッドに横たわったらそのまま寝てしまった。

翌朝、スタッフに起こされた。

「学校に遅れるよ。」

 

 

俺は信じている。

サポートセンター名古屋のスタッフたちを全面的に信じている。

 

 

11年という月日。

悲しい時には一緒に泣いてくれた。

嬉しい時にも一緒に喜んでくれた。

 

 

いつも誰かが俺のそばにいてくれたんだ。

俺は家族から見捨てられた。

(それは俺に原因があってのことだから、納得はしている。)

 

 

そんな中で、スタッフたちが俺の家族になってくれたんだ。

 

 

もしあのままだったら、俺は多分ヤクザの人たちに拾ってもらおうと思っていた。

こんな反社会的な俺でもヤクザの世界ならなんとか生き延びれるんじゃないかと考えていたから。

 

 

俺は学校に行った。

今俺ができることは、奇跡を信じるしかないということ。

神様は絶対に俺を見捨てない。

 

 

例え日本に帰ることになっても、必ず道を備えていてくださる。

そう思ったら、腹が据わった。

 

 

一生懸命勉強すること。

いつも笑っていること。

いつも周りの人に感謝をすること。

決してだめだと弱気にならないこと。

いつも困っている人に手を差し伸べること。

 

 

俺はそんな人間になりたい。

 

 

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