夜の9時過ぎに訪問から名古屋の事務所に帰りました。
朝は7時台の新幹線に乗りました。
1日を訪問に費やしました。
訪問した30代の青年は、数年間ひきこもりの状況にあります。
今は、最悪の状況から回復中です。
しかし、社会に復帰することはまだ遠い状況にあります。
ご両親はお子さんを精神科に受診させましたが、処方された薬が合わず、状態がさらに悪くなったことから医療をやめて、新たな支援先を探しておられました。
良い支援先があると聞くと、どんなに遠いところにも赴き相談をしてこられましたが、なかなか子どもさんにあう支援がなかったとのことでした。
そんな時に、知り合いの方が、私たちの団体を見つけてくださいました。
お母さんが探しておられたのは個別支援の団体でした。
ブログを端から端まで読んだ上で、(この団体なら支援を任せられるのではないか)と判断してくださったのです。
まずはお母様が名古屋事務所に訪ねてくださいました。
数時間の話し合いで、ようやく納得できる支援が受けられると思ってくださいました。
自宅に帰って、お子さんに私たちの団体のことをお話ししましたら、会っても良いとの返事をいただき、急遽本日私たちが訪問した次第です。
午前中の訪問では残念ながら会話はできませんでした。
数時間後、再度訪問した時には少し微笑んでくれました。
微笑んでくれた程度でもおおきな収穫はあったと思う私たちです。
「フィリピンにも行ってみたい。」ともおかあさんに話してくれたそうです。
ご両親とも「発達障害」や「社会的ひきこもり」のことをよく勉強されておられましたので少し驚きました。
それは、このご家族には、今まで継続して支援をし続けてこられた方の存在があります。
私たちの団体が良いとご家族に勧めてくださったのがこの方です。
色々とお話を聞かさせていただきました。
支援の上でためになることを教えていただきました。
これからこの青年との関わりが始まります。
支援という言葉は当事者の方が良く思わないそうなので、関わりという言い方にします。
私たちの関わりがお役に立てるかどうか、1ヶ月間彼と共に様々な活動をしながら、状況を把握します。
すでにフィリピン現地では受け入れ準備を整えました。
さて、最後にあの男について触れないわけにはいきません。
そうです。「程度の悪いアスペな俺」です。
多くの人からご心配のメールや励ましを頂いています。
みなさんにちゃんとご説明しなければなりません。
「その後のことは俺が始末をつけるから」と言っております。
早くみなさんに説明してください。
よろしくお願いします。
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