発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ボランティア活動で得たもの  青木

 

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支援している人たちの役割は<ボランティア活動>です。

 

日本でのボランティア活動もありますが、他人の目が気になって、彼らにはハードルが高いのです。

 

 

一方、海外では人の目を気にせず、またすぐに体験できるボランティアが数多くあります。

海岸線のゴミ拾い。

ウミガメ生態調査活動。

 

 

私たちが提供している孤児院訪問、貧困地区小学校の支援、DV被害を受けている母親のシェルター支援など

 

 

自分のことを知っている人がだれもいないところでなら、ボランティア活動ができる人たちが多いのです。

 

 

私自身がそうでした。

自殺未遂の経験のある私です。

生きる希望を失い、引きこもり、ただ部屋の中で叫び、暴れていた私。

 

 

そんな私は、支援をしてくれた人から「日本から離れてアメリカに行くよ。

アメリカで、誰かのお役に立つためにボランティア活動をするので、ついてきなさい。」と言われました。

 

 

私は、アメリカでホームレスの方の支援活動や老人ホーム、青少年の更生プログラムに参加して大きな感動と希望を持ちました

 

 

日系人の高齢者で身寄りがなく、老人ホームに入所されている方達を訪問するというボランティア活動からは、とりわけ大きな感動をいただきました。

 

 

ロサンゼルスの老人ホームを訪問したときのことです。

 

 

日本の老人ホームと違ってアメリカの老人ホームは、雰囲気がとても明るいのです。

 

 

プログラムの時間に、ディスコタイムやチークダンスの時間があったり、プロのメイク師が来て特別に綺麗にして、午後から思い思いに外出して楽しんでいました。

 

 

服装も可愛い感じのものから、セクシーなものまであり、一人一人がその好みに応じてお洒落し、楽しんでみえました。

 

 

老人はこうあるべきだというものがアメリカにはありませんでした

 

 

老人たちのあまりのエネルギーに私は戸惑ってしまったことを思い出します。

 

 

 

一人のご婦人が近づいて、日本から来た私にこう話してくれました。

 

 

「私はアメリカに来て良かったと思っています。自由ですから。一人一人が自由なんです。生きることを楽しめる国がアメリカです。もちろんこの国は色々な問題を抱えてはいるけれど、私はアメリカに来て良かったと思っています。」

 

 

その後、私はディスコで踊る輪の中に招き入れられてしまいました。

 

 

 

手が震えていましたが、私に「こんなふうに踊るのよ!!」

「青木さん、スマイル。スマイル。そう、いい笑顔だわ。」

 

 

恥ずかしい気持ちだった私が突然思ったのです。

 

 

 

「僕はダメな人間じゃない。こうしてみなさんが仲間に入れてくださっている。」

 

 

「誰かのお役にも立っている。」

自分は、頑張れば自分自身で納得出来ることが、この先できそうな気がしました。

 

 

 

そう思えたら、高齢者の方と一緒に、一心不乱にリズムに合わせて踊っている自分がいました。

 

 

大きく変わる1つのきっかけが、このアメリカでのボランティア活動でした。

 

 

 

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