大学は6月13日の月曜日から始まっている。
しかし、俺の就学ビザは下りなかった。
今、俺は今年度の就学ビザの発行を待っている。
勉強ができなかったわけではなく。
態度が問題になったこともない。
支払うべきものは支払ってきた。
つまり俺には非がないということ。
残念だけれど、これ以上のことは今は書けない。
俺はただ、今年度の就学ビザが発行されるのを待っている。
今年に入ってすぐにビザの申請はした。
半年経ってもまだビザが下りない。
なぜ下りないのか、その理由は青木さんが調べあげてくれ解明した。
そしてその理由を青木さんの口から直接聞いた。
それが6月6日月曜日の夜。
青木さんは入国管理事務所、弁護士、日本大使館などあらゆる手段を使って、僕の就学ビザが下りない理由を探した。
そして、ついにその理由がわかった。
皆さんが海外留学で就学ビザが下りなくてその理由が一切不明だとしたらどんな気持ちになりますか。
俺はオーバーなと言われるかもしれませんが、「大学が俺の人生そのものです」
大学に入学して色々な体験をすることができました。
そして、なりより嬉しかったことは、友達ができたことです。
俺は小学、中学と友達は一人もいませんでした。
友達が欲しかったけれど、誰も友達にはなってくれませんでした。
友達はいいな。
サポートセンター名古屋で支援を受けるようになって、自分というものがわかってきてどうして友達ができなかったのかが、支援を長いこと受けていく中でわかったんです。
俺に友達ができなかったのは俺に理由があったんです。
俺は小学生なら普通にできることができませんでした。
朝起きたら、顔を洗うこと。
鼻毛や耳毛をカットすること。
歯を磨くこと。
爪を切ること。
もし皆さんが、同級生で、目やにをいっぱいつけて、歯に食べたものがいっぱいくっついていて、人前で平気で鼻くそをほじるそんな同級生が、隣の机にいたらどうしますか。
「すぐに友達になります。」って答えた人は、「神」だな。
俺でも嫌だよ。
いじめたり差別したりはしないけれど、やっぱ隣にいたら近づきたくないね。
まあ、そんな俺でした。
殴る、蹴る、唾を吐かれる。
トイレに閉じ込められて、バケツに汲んだ水を上と下からザアブーン!!
小便器をなめろと言われて、舐めないとズボンを脱がされ、ふりチンにされて、教室に放たれる。
金を持ってこい!!
遠足に行く日の朝、縄跳びで手足を縛られて、体育館の用具入れに放置。
あの、これは青木さんも経験があるそうですよ。
そんな俺に友達ができたんだ。
みんないい奴でね。
俺に就学ビザが下りなくて、自宅待機になっていても、電話やメールで俺を励ましてくれるんだ。
時々は俺の家に来てくれて、外に連れ出してくれる。
「一緒に卒業するからな。心配するな」
その言葉を聞いて俺は涙が出ました。
僕は頭は良くないです。
IQ70というのは本当は大学に行けないほど知的障害者なんでしょ。
でも俺は勉強ができないなりに人の4倍は毎日勉強しましたよ。
そうしたからなんとか大学生活をやってこれたんです。
今は僕は勉強が好きになりました。
でも今でも勉強は大変なんですが。
僕の夢は大学を卒業すること。
彼らと一緒に卒業すること。
どうか僕の夢を奪わないでください。
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