お嬢さんに合う支援をしてくれるところを探し出すことが目的です。
支援には大きく分けて個別支援と集団での支援があります。
個別支援を行うことはとても難しいので多くの団体は集団支援をしています。
ですからお嬢さんの支援は集団支援をしている団体にお願いするしかないと思います。
だからと言って支援に期待できないわけではありません。
少し遠回りな言い方になりますが、支援者は支援を依頼される方たちを通して成長させてもらっていると私は思います。
また支援する側がそのように思うことがとても大切だとも思っています。
これといった団体がない場合でも諦めずに、団体と一緒にお嬢さんの支援を作っていくという姿勢がお母さんには必要だと私は思うのです。
お嬢さんの現状をまずはお知らせして、私たちの所見もお伝えし、この先お嬢さんがどのようになって欲しいかを具体的に説明しましょう。
つまり支援のゴールを決めるのです。
ゴールが決まれば、そのゴールに向かって今何をするべきかが見えてきます。
もちろんゴールは支援をしていく中で変わっていってもいいのです。
ゴールのレベルを上げるのか下げるのかは支援をする中で変わっていくものなのです。
大切なことは「支援団体にこんな支援を必要としています。」と正確にお伝えすることです。
そのためには一、二回程度の話し合いでは無理です。
支援がスタートする前に十二分に支援者側と話し合いを持つ必要があります。
前回私たちがお伝えしました二点。
「様々な経験をする」と「特別な体験をする」も一度お願いしてみてください。
でも他の支援団体が言っていることに耳を傾けない団体もいるでしょうね。
私は他の団体さんが何をしているのかを知りたいです。
何か支援のヒントが見つけられないかと、身を乗り出して話を聞きます。
プライドが高すぎる団体はどうなんでしょうか?
そういう団体さんは成果は出ているのでしょうか。
最初の相談窓口が保健所や精神保健福祉センターの場合もあるかと思います。
行政側で働いている人たちも様々です。
私は尊敬する行政職員の方を大勢知っています。
嫌な方と巡り合っても諦めないでください。
親身になってくださる職員もおられますから。
相談するときには、私たちのカルテを利用してみてください。
そのカルテに色々と書き込んだものを担当者に見せると話が早いかもしれません。
特に話が苦手だという方は、私たちのホームページの問い合わせ欄にありますカルテを参考にしてください。
明日は具体的な支援団体の探し方を書いてみます。
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