発達障害な僕たちから

発達障害と診断された、ヒロ・アオキとその仲間達が日常生活での生きづらさや奮闘を素直に綴っていきます。よろしくお願いします。

おかあさんの一言で子どもは大きく変わる 青木

 

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息子さんのAさんが初めてのお給与でおかあさんに買ったものは2個のお饅頭。

 

 

一個はその日に食べてもう一つは食べずに冷蔵庫に置いてありました。

二日目の朝、冷蔵庫を覗いたAさんが言いました。

 

 

「おかあさん、お饅頭美味しくなかった?」

美味しくなかったから残しているのではありません。

 

 

「お前が買ってくれたお饅頭がもったいなくて食べられないんだよ。」

 

 

その言葉を聞いたAさんはその言葉には何も反応せずにサポートセンター名古屋に出社しました。

 

 

事務所に入ってくるなり大きな声であいさつをしたのです。

 

 

「おはようごさいます!!◯◯今日も頑張りますので宜しくお願いします!!」

「??????」

 

 

スタッフ同士が顔を見合わせました。

「いいね、その元気!!でもどうしちやったの?」

「・・・・・・」

 

 

何も返事はありませんでした。

 

 

支援している人たちがやってくる10時ちかくになってもAさんは事務所にいたままです。

 

 

「Aさん、他のみんながやってくるよ!!急いで裏のエレベーターに移動して」

 

 

「今日はみなさんにご挨拶をしたいのでこのままいます。」

 

 

予想外の展開にスタッフたちは手を止めてしまいました。

「本当に大丈夫?無理しなくていいんだよ。」

 

 

そうこうするうちにオートロック解除のチャイムが鳴りました。

 

 

「あと3分でじゅん君(仮名)来ます。」

「Aさん、大丈夫ですか」もう一度私は念をおしました。

 

 

「ピンポン♪〜」

「おはようごさいます。じゅんです。」

「今あけますよ。」

 

 

直立不動のAさん。

ドアが開いた途端、「おはようごさいます!!新人スタッフの◯◯です。どうぞ宜しくお願いします!!」

 

 

「ワァ」と驚くじゅん君。

一呼吸おいてじゅん君が怒りました。

「なにやってんだあんた。驚ろかしやがって!!ふざけるな」

 

 

「申し訳ありません。お名前を教えていただけますか」

「いいたくない!!」

「いいた  くない さんですか」

 

 

「はあ、ばかにしてんのか!!」

家庭内暴力がひどくてお預かりしているじゅん君。

年上を敬うということがまだ十分にはわかっていません。

 

 

「じゅん君、うちあわせだよ。こっち来て」

思わずAさんに助け舟をだす私です。

 

 

緊張がMAXに達していたんでしょうね。

今日は事務作業を個室でしてもらうことにしました。

 

 

そこでさっきのフォローをしないと再び落ち込んでしまいますので。

 

 

私はすぐにAさんのお母さんに電話を入れて最近の様子をもう一度詳しくお聞きしました。

 

 

しかし、「特段変わったことは起きていません。」とのおかあさんの返事です。

そんな中私が気にしたのがおかあさんの一言なのです。

 

 

「お前が買ってくれたお饅頭がもったいなくて食べられないんだよ。」

 

 

支援日誌を読み返してもこの後から前向きに何にでもチャレンジしていくAさんの姿が読み取れます。

 

 

そしてわずか7ヶ月で正社員として就職を果たしたのです。

 

 

私たちはAさんが社会に戻られる為のお手伝いを必死にし続けてきました。

 

 

しかし、私は思います。

私たちの支援以上におかあさんの子どもを思うその一言が大きかったのだと。

 

 

ひきこもっているすべての人たちに言えます。

「子どもは親の愛を欲しがっている。」

「承認という愛を欲しがっている。」

 

 

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