発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

20年間ひきこもっても大丈夫だったAさん 青木

 

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中学から行けなくなってそのまま中高年までひきこもってしまった人。

皆さんはどのような想像をしますか?

 

 

私たちの想像?

 

 

想像通り仙人のようでした(笑)

今は本人にそう言っても、笑って聞き流してくれるまでになりました。

 

 

「中学からひきこもってしまい20年近く経った人」と聞くと私でも回復に至るまでは難しいだろうなとの思いが先に立ちます。

 

 

しかしこの方、そんな私たちの見立てをことごとく打ち壊していっています。

 

 

英語が話せる?

もちろん簡単な会話程度ですが、物怖じせずに誰とでも積極的に話している姿に椅子から転げ落ちそうな私です。

 

 

「どうして英語話せるの?」

「僕は引きこもっていたじゃないですか?」

 

 

「暇ですよね。何もしないと悪いことばかり考えるのでラジオで英会話を聞いていました。」

「何年間聞いていたの」

 

 

「そうですね。10年かな15年かな?」

「テキストも買ってやっていたんだ」

「いや、ひきこっていた僕が書店なんかに行けませんよ」

 

 

「もしかして違う言葉も聞いていたとか」

「はい、スペイン語です」

英語みたいに話せるの?」

 

 

「フィリピンに来て英語を話したら通じたけれど、スペイン語を話す機会が今の所ないのでわかりません」

「もっともだ」

 

 

「英語が通じてどういう気分ですか」

「なんかすごい自信になりますね」

「そんなに早く自信がついちやったの?」

 

 

笑っている彼です。

ご両親との面談で「こだわりがとても強い」と聞いていました。

 

 

だから中学校で周りのスピードについていけなかったのでしょうか?

 

 

彼のペースに合わせること。

彼の嫌いなことを事前に調べ上げて臨んだフイリピンでの旅行。

それにしても潜在能力の大きさに驚いている日々です。

 

 

カラオケにきました。

初めてのカラオケです。

緊張しているのがわかります。

 

 

席に座りソングブックを渡してシステムを教えます。

何曲か選んでステージへ。

 

 

 

なんと彼が選んだ曲は・・・・・・

「死んだはずだよお富さん」

お富さん(春日八郎) Otomisan Kasuga Hachiro - YouTube

 

 

この続きはまた明日。

 

 

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