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発達障害な僕たちから

発達障害と診断された、ヒロ・アオキとその仲間達が日常生活での生きづらさや奮闘を素直に綴っていきます。よろしくお願いします。

亡くなった父との思い出 ヒロ

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成績表が俺の手元に戻ってきて俺は真っ先にハゲに電話した。

俺もシャイボーイだから、違う要件で電話したさ。

「で、成績表が返ってきたんですけれどね」

 

 

「あっそうなんだ」

のりが悪いハゲです。

「やりました!!全部が「優」です。」

 

 

 

「・・・・・・よかったね。」

 

 

 

「はっ?」

 

 

「それだけ?」

「うん、続けて頑張りなさい。」

あかんわ、このハゲこれで支援者か?

 

 

「もうちよっとさ、気の利いた事言えんのかね?」

「そうだね。ごめん今は面談中なのでまた後で」

「失礼しました。」

 

 

スタッフに見せたんだ。

「良かったね。すごいな、あなた本当にすごい事ですよ。お父さんに見せて差し上げるとお父さん喜ぶね。」

 

 

「お父さん喜ぶね。」

その一言が効いた。

 

 

間違ってわさびを大量に食べてすぐに鼻の奥に刺激が届いた時のように効いた。

 

 

「ちよっと、出かけてきます。」

そう言って家を出た。

涙と鼻水が同時にこんにちわした。

 

 

涙が止まらない。

むせび泣く俺。

どんどん敷地内を歩き続ける俺。

 

 

そうでもしないと大声をだしてしまいそうになるから。

 

 

「エクスキューズミ、ワッツハプントウユー?」

すれ違った綺麗な白髪の西洋人のご婦人が俺に聞く。

その優しさが俺の涙腺をさらに刺激する。

 

 

「お父さんの事を思っていました」

「ああああ、そうだったのお父様は優しい方だったのね。」

「はい、本当に優しかったです。」

 

 

「それなのに俺は父親に反抗して傷つけてしまったんです。」

「母親にも手を上げてしまったんです。」

そう言い終わったら、もっと号泣してしまった。

 

 

エリザベス女王みたいな品のあるその方は俺に使えとハンカチを差し出して下さった。

「いえいえ、受け取れません。」と言ったがそのハンカチで俺の涙を拭って下さったんだ。

 

 

「とても良いお話を聞かせてもらったわ。」

「お父様もきっと天国で喜んでみえるわよ。」

「?」

 

「お父様もお母様も若くしてお亡くなりになったのね。でも大丈夫あなたは心優しい人になったのだから、これからしっかり前を進んで歩くのよ」

 

 

「ハイ、マダム」

俺は現実に引き戻された。

 

 

さっさと家に帰ろうと思い方向を変えて歩き出した。

「ちよっと、ちよっとお兄さん。」

振り向くとさっきのおばさんが小走りにこちらに向かってくる。

 

 

「あなた、マンゴスチンはお好き、さっきスーパーで安売りしていてたくさん買ってしまったんだけれど私は一人暮らしだから、こんなに食べられないのね。それでよかったらあなた食べてくださらないかしら。それと私嫌だ、ケーキもね丸ごとひとつ買ってしまったのよ。私も年よね。おじいさんが家で待っているからって買ってしまったのよ。

主人は10年前に亡くなっているのに、本当嫌よね年取るの。・・・・・・・」

 

 

あっあああ、家から出るんじゃなかったな。

とても疲れた1日だった。

 

 

ちなみに父親と母親生きてますから!!

 

 

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