発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

生きるのはとても辛いことです。 大統領

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アルバイトは順調に進んでいったんよ。

楽しかったな。

「今日もできた。」と毎日確認しながら過ごしていたから。

 

 

 

自信にもなったよ。

自分はやればできるんだという感触みたいなものをつかんだ。

やってよかったと思う。

 

 

そんな中店長が年末、年始の話をした。

うちが働いている喫茶店は風光明媚な場所にあるんよ。

そんで年末年始はお客さんがとても多くなる。

 

 

だから年末年始は出て欲しいと言われたんよ。

早速サポートセンター名古屋のスタッフに色々と聞いたんよ。

 

 

さすがのスタッフも調べようがないと思っていたら、青木さんが以前にたようなアルバイトをしたことがあるとのことで、色々とまた事前の練習が始まった。

 

 

まず、その期間は特別メニューになるはず。

開店からお客さんはひっきりなしに来続ける。

また初めてのお客さんが多いのでやる仕事は増える。

 

 

まず僕は店長さんに年末年始のメニュー表を無理を言ってコピーしてもらった。

 

 

メニューはスパゲィ1種類と新メニューのサンドイッチだけだった。

飲み物はコーヒーか紅茶かコーラだけ。

 

 

どれだけ忙しくなるかわかるような気がした。

朝6時開店で夜は9時まで。

31日と1日、2日は夜12時まで。

 

 

店長さんからどんなシフトで出られるか聞かれた。

今までと同じシフトを要望した。

この期間は新たに5人の短期アルバイトをとるとのこと。

 

 

その新規アルバイトの世話役をお願いされたんよ。

無理やて。

無理だ。

 

 

クリスマス。

うちはいつもと同じ感じでアルバイトをしていた。

新しいお客さんがお店に入ってきたのでおしぼりとお水をテーブルにお持ちした。

 

 

なんか工事現場の人たちだった。

爺さん連中に若い男が一人。

その若い男が僕をガン見していた。

 

 

眉毛を剃っている。

眼光が鋭い。

 

 

「ご注文がお決まりになりましたら、お呼びください。」と言って所定の位置に戻った時、突然昔のことが思い出された。

 

 

その若い男は僕と同じ中学で1年の時に同級生だった奴だった。

しかもそいつは僕を殴ったりしていた奴。

途端に足が震えた。

 

 

「すみません、お客様今は少ないので裏に行ってモップ洗ってきます。」

同僚のおばさんにそう言ってその場から逃げた。

このまま自宅に帰ってしまいたいと思った。

 

 

呼吸ができなくなってきたので、控室にいって携帯でスタッフに電話して事情を話した。

 

 

店長に「お腹の調子がどうも悪いんです。ちよっと控室で休まさせてください。勝手を言いってごめんなさい。」とスタッフからアドバイスされた。

 

 

僕は毎日まじめに働いていたので、嘘だとはばれなかったんよ。

控室でテーブルに顔を伏せていたら、おばさんが心配してくれて薬を持ってきてくれたんよ。

 

 

この時、母を感じた。

 

 

なんか優しくされたんで涙が出てしまった。

本当の母親からこんなことされたこと一度もなかったから。

 

 

この時は早退しても良いと言われた。

 

 

帰り道に決心した。

日本から離れようって。

 

 

日本は素敵な国だけれど、僕はこれ以上住むことができないと判断した。

 

 

さようなら日本。

もうこれでお別れです。

 

 

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