発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

僕はできるんだと思うようになってきた 大統領

 

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     意味がないけれど載せました。

 

あのう、うち一つ言ってないことがあります。

実はもうアメリカにいます。

 

 

うちな友達おらへんやんか。

それでアメリカに一人で行くなんて考えられへんかったんよ。

寂しいんよ。

 

 

僕が一番ホッとできるのがブログなんよ。

ブログを書いているとホッとする。

自分の心の中にある思いを書きなぐる。

 

 

書いた後、なんかスッキリするんや。

書いた後もう一度読み返すんやけど自分のことがわかるんよ。

だからいまは書くことがやめられんようになった。

 

 

心の整理。

今まで生きてきた時間の整理のようなことなんかな。

これがとても大切だとスタッフさんは言っていたけれど。

 

 

 

そして毎日毎日僕の文章を楽しみにしていてくれる人がいること。

本当に嬉しいな。

 

 

だからこのように毎日書き続けられるんやないかと思うんよ。

僕の作文を待っていてくれる人たちがいるから書き続けられる。

 

 

 

だからアメリカに行くことでブログを終了させるのは待ってもらっています。

特別な配慮です。

 

 

それで先週僕はアメリカに移りました。

ようやく体が少し慣れてきました。

 

 

アメリカはアメリカで支援をしてくれる人たちがいるので、一人ではないけれどやっぱり僕がすべてをさらけだしても離れずに付き合ってくれている読者のみなさんと離れたくないんでブログをもう少し書きます。

 

 

過去を振り返って今はブログを書いています。

ブログの内容が「今」に追いついたらブログを書くことをやめなければなりません。

 

 

それがスタッフさんとの約束だから。

 それではブログにもどります。

 

 

発作が起きても僕はアルバイトはやめませんでした。

そのことはとても大きなことです。

アルバイトに入っては怒られ続けていました。

 

 

でもだんだん要領がわかってきたんですよ。

なんで自分が怒られるのかがわかってきた。

理由がわかって意識し始めるとああら不思議。

 

 

 

怒られない日が続いてきたんよ。

まあこれもスタッフとの毎日の反省会のおかげですね。

 

 

それから販売のアルバイトに入りました。

その時もスタッフさんと一緒でした。

なんとその人もサポートセンター名古屋で支援を受けて回復した人です。

 

 

 

長い間引きこもっていて家畜のような生活を送っていた人だって。

青木さんが何十年も前に自宅を訪問して支援が始まった人。

 

 

5年近く支援を受けて回復して社会に戻っていった人。

 

 

そして今は残りの人生をこの働きに捧げている人。

その人も青木さんと一緒にアルバイトにはいったんだって。

 

 

「僕のやっていることを見て真似をしなさい」と青木さんが言ったんだって。

 

 

つまり僕とスタッフさんがやっていることを昔に青木さんと一緒にやったということ。

 

 

 

スタッフさんは何度も何度も真似をしなさいと言いました。

 

 

仕事は催事会場で食べ物を売る仕事でした。

「いらっしゃいませ、ビールにコーラ、コーヒ冷えた飲み物はいかかですか」

 

 

とても売れたんよ。

忙しかった。

トイレに行く暇なんてないんよ。

 

 

商品を補充してもどんどんなくなっていく。

「裏に行って商品持ってきて!!」

うちこの時気付いたんやけど、鳥肌が立っとったんよ。

 

 

涙が出そうやった。

自分が役に立っているということをものすごく感じたからね。

会場内を走ったよ。

 

 

とても重たいけれど、「やってやる!!」という気持ちがマサッとったんよ。

 

 

場内のアナウンスを聞いていたら、テレビカメラがうちの販売ブースにやってきた。

 

 

「司会の人がよく売れていますね。ちよっとここで僕ものどを潤したいので」と言ってジュースを買ったんよ。

 

 

 

顔を見たらテレビに出ている人やった。

「おいあれ」と言ってスタッフが指差した方向を見たら、場内のでかい液晶ビジョンにうちとスタッフさんが写っていた。

 

 

びっくりした。

嬉しい気持ちで自分の顔を見るのは初めてやった。

「なんか僕変わったんだ」そう感じた瞬間やった。

 

 

「つけとったテレビに大統領のドアップの顔が出たんでひっくり返った。」

「アルバイト頑張ってるね。◯◯さんのサインをもらってきなさい!!」

 

 

スタッフさんから僕にメールが届いていた。

 そのメールを確認したのは帰りの電車のなかやった。

 

 

売り切ったので早い時間に終了させてくれた。

ブースの責任者が来てお菓子やジュースをくれてねぎらってくれた。

 

 

くたくたの中後片付けをして家に帰ってベッドにそのまま倒れ込んだ。

充実した気持ちの中で眠りについた。

 

 

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