発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

いじめられてパニックになった中学の時のことなど 大統領

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毎日のように事務所に電話があるんやって。

だいたいは「ヒロさんどうしてますの」という問い合わせらしい。

 

 

今は試験期間中ですさかい、目の色変えておりますがな。

でも四年生には進級できそうなんやって。

頑張ってますさかいひき続き応援宜しくお願いします。

 

 

最近のヒロさんの言葉。

 

 

「努力は決して裏切らない。やるかやらないか二つに一つだ。」

はい、僕も一生懸命頑張っています。

 

 

こんな僕にも励ましの電話があるんやって。

だいたいは「僕の様子がよくなってきているから嬉しい。」

僕のことを自分のことのように思っていてくれる人たちからや。

 

 

ありがたいです。

先日書いた百貨店でパニックになった件なんやけど、早速

同じ体験をしたという人から電話をもらいました。

 

 

その人もみんなと同じ様になりたいということで、まずは服から揃えたいと思って、百貨店に行ったんやけど、心臓がバクバクして手に汗がじわっと出てきて大変やったらしい。

 

 

その人は同世代がたくさんいる午後に買い物に行って失敗したんやって。

特に女子高校生の視線が気になるんやって。

 

 

なんかこっち向いて笑っていたりすると、自分の体臭が臭いのかなとか思ってしまうんや。

 

 

顔が不細工やから、笑われているんやないか。

いや、服装が変やとか?

動きがぎこちないとか。

 

 

そんなことを考えていたら、とにかくここから走って逃げ出さないといけない衝動にかられるんや。

 

 

でも突然走ったりすると周りが余計自分をおかしく見るので、そこには理由が必要になるんや。

 

 

で、場面設定をするんやね。

 

 

「しまった、部屋の鍵かけるの忘れてた。いかん、いかん、先月分の給料を机の上に置いてあったわ、急いで帰らんと虎の子のお金が!!」

 

 

 

で地下街を疾風のごとく駆け抜ける。

「大変だ、虎の子のお金が取られてしまうとガス代や電気代が止まってしまう。死活問題やがな。」

 

 

「大変や、大変や。すみません、通してください。」

「困ったな、ほんと僕はバカやから。」

そんな独り言をいいながら地下街を全速力で走る、走る。

 

 

ホームにたどり着く。

しまった今電車出たばかりや。

次の電車を待つ時間耐えられるのか!!

 

 

次から次へとホームに人が入ってくる。

一定以上の人たちがホームに入ってくると僕はそこからも再び離れなければならない。

横目で階段から降りてくる人たちの数を見る。

 

 

なんでや、今は昼過ぎやないかなんでこんなに地下鉄を待っている人がおるねん。

ちゃんと事務所で仕事しろやサラリーマン。

 

 

「みんなと自分がとても離されている」そのことが突然頭を支配し始める。

 

 

いじめられていた時の記憶が映像で次から次へと出てくる。

「大統領お前、教室に入るな。クラスのみんながそう思っている。」そう僕に言った岩田くん。

 

 

廊下で教室に入れなくてパニックになっている僕。

授業が始まり、廊下で一人ポツンと立っている僕を見つける担任。

「どうした大統領、授業始まっているぞ、何つ立っているんだ。」

 

 

先生が来たから入ろうとしたら、わからんように岩田くんが僕につばを吐いた。

制服にべっとりとつばがついた。

体全体が震え始めた。

 

 

 

「ギャア!!」と奇声を発した。

中学1年の秋。

 

 

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