貧困地区の子どもたち(9年前くらい)
預かっていた荷物をなくしてしまった。
その荷物には日本食や貧困地区の小学校の子供達に手渡す古着や文具が入っていた。
じっと考えていて落ち着いたから、正直に謝るしかないと思った。
日本の僕の担当スタッフに電話をした。
僕の話を遮らずに聞いてくれた。
最後まで聞いてくれて僕は働いて弁償しますと言った。
その前に「ごめんなさい。」とも言った。
また気が大きくなってミスをしたんだと思うことも話した。
「こういう場合にはすぐに上司に正確に報告することが大切。そしてとにかく謝りなさい。」
「弁償しますという言い方は時には「生意気なやつ」と取られることもあるから言わないほうがいいね。」
「正直に「ごめんなさい」と言ったことはとても良かったです。」
「確かに一人で海外に行けたことで気が大きくなっていたかもしれないね。」
「でもこの失敗を良い経験としなさい。」
「落ち込んでいる時間はないよ」
「落ち込む必要はないから、気をつけてボランテイア事務所にいきなさい。」
そう言われました。
優しい語り方に泣いてしまった。
それと自暴自棄になて死んでしまったほうがいいとか言った自分が恥ずかしかった。
サポートセンターのスタッフはよく言っていました。
「サポートセンターではたくさん失敗しなさい。」
「社会に出ると厳しいから、今のうちにいろいろと失敗しておきなさい。」
社会人になった今、あの時スタッフが言ってくれたていたことがよくわかります。
こうして僕はボランティア事務所に到着し2ヶ月間のボランティア活動をする。
たくさんの出会いを通して自分が変わった。
これがフィリピンでの2ヶ月間の思い出。
僕の固い頭が柔らかくなったんだ。
明日からはフイリピンでの僕の体験を話します。
フィリピンで僕がした二つのこと。
1、2ヶ月間英語づけ
2、貧困地区で遊びのお兄さんになる。
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