スタッフからメールがあったんよ。
「あなたの抱えてる不安の中身を教えください。」
嬉しかったんよ。
うちが今、他の人に伝えたいことをわかってくれているんだなって思って。
うちは、みんなとそこそこ仲良くやっていきたかった。
小学校に何度も何度も行こうと努力したんよ。
先生方もそんなうちを励ましてくれたんよ。
何度も何度も小学校に行く努力したんよ。
小学校に行きたかった。
みんなと楽しく過ごしたかった。
みんなと笑い合いたかった。
でもうちには何もないんよ。
それが悲しくて仕方がない。
小学校が終わってもう随分経つのに、悲しさは毎日大きくなるばかりなんよ。
ヒロさんも青木さんも小学校でひどくいじめられたけど、みんな小学校が好きやったって。
うちもそうなんよ。
小学校が好きやった。
好きでもなかったら、行けんくてもせいせいするんやろうけどな。
行きたいのに行けんかったら悲しい。
悲しいと言うよりもっと強い言葉を探しているんよ。
僕はみんなとなんか違うなということは気づいとった。
なんか違う。
どこがどうちがうまでは支援を受けるまでわからんかったんよ。
小学生の時、支援を受けていればこんなに苦労せんで済んだのにと思うわ。
誰も恨むことはできんから余計つらいんよ。
僕はクラスのみんなよりスピードが遅かったんよ。
何もかもね。
クラスで誰かが面白いギャグを言って、みんなが笑っているのに、自分はなにがおかしくて笑っているのかわからなくて不安になったことが何度もあったんよ。
周りをキョロキョロ見渡す。
ヒロさんも同じやったって。
先生の話は、みんながザワザワしとるから、ようわからへんかった。
一生懸命、板書してるのに先生は消してしまうからとても悲しかった。
涙が出るくらい悲しかった。
僕は字が下手やったし、まっすぐ綺麗に文字を書くことも苦手やった。
悲しかったな。
話すことも苦手やった。
クラスの人たちと休み時間、何を話していいのかわからんかった。
でもそんな僕でも、学校というルールに合わせないといかんかったんよ。
でも合わせられんかった。
何をどうすればいいのかさえ分からなかったから。
勘違いせんといて。
絶対勘違いする人おるねん。
本当、うちの文章良く読んでおくれやす。
学校に合わせることは必要なんよ。
学校は社会に出る前のルールを学ぶところ。
でなきゃ無法地帯になるわ。
今にしてわかるんよ。
大切なんは、早めに練習をしておくことやったんよ。
学校になじめなかった僕は社会にもなじめなくなっていた。
ヒロさんは個別で十年近く徹底的に練習したんよ。
社会からその存在まで否定される寸前だった人間もどき。
10年後その男は人となった。
大学生活が楽しいというまでに変わった。
見事なんよ。
正直羨ましい。
僕には無理かな。
渋谷のハロウィンの熱狂ぶりを見て、孤独を感じたうち。
随分昔の記憶が蘇ったうち。
小学校の遠足、一度でいいから行きたかったな。
この思いをいつまで引きずるんやろうか。
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