発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害者支援 暴れたケンさん

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ケンさんのお母さんから電話がありました。

ケンさんが暴れたそうです。

ケンさんの名誉のために話しますが、節度ある暴れ方をしたそうです。

 

 

暴れた原因は結婚したいのに結婚ができないことだそうです。

 

 

このテーマはケンさんの支援をしていた10年前からあった問題です。

働くことより「恋愛」や「結婚」「育児」のことの方がとても難しいのです。

 

 

 

しかし避けては通れない事柄です。

 

 

アスペルガー症候群と診断された人たちが結婚できないわけではありません。

幸せな結婚生活を送ってみえる方もいらっしゃるでしょう。

 

 

その人の状況の問題が大きいのです。

 

 

20年間の支援の中で4組の方が結婚にこぎつけたとの報告を受けています。

今現在、3組の方が離婚されています。

 

 

1組は10年以上の結婚生活が続いています。

 

結婚生活が続いているご夫婦の理由を考えますと、相手の方(男性がアスペルガー症候群と診断されてうちで支援を受けてこられました)のアスペルガーに対しての深い理解があったからだと推測します。

 

 

他の3組の方は相手の方も同じような傾向を持っていらっしゃるようにお見受けしました。

同じ傾向を持つ者同士が惹かれ合うというケースは多いと思います。

 

 

しかしうまくいかない現実があります。

 

 

アスペルガー症候群の方にこそ「恋愛」「結婚」「育児」の支援が必要だと思うのです。

しかしご両親にその重要性を理解していただけないのが現実です。

 

 

そのうちなんとかなるだろうと考えて見える方が多いのです。

何もしなければ何ともならないのがアスペルガー症候群の人たちだと思うのですが。

 

 

3組の方のその後ですが、相手の女性から一方的に離縁を突きつけられ、混乱した中で精神的に不安定になった方が2名。

再び相手を探すために、お見合いに励んでいる方が一名です。

 

 

お母様はいずれこの問題がケンさんの中で大きくなり、真向かわなければならないと考えていたらしいです。

 

 

ヒロさんのブログを見たことをきっかけとして、今後家族で考えていきたいと話してみえました。

 

お約束した残りの3回のブログはケンさんとの話し合いのブログになるとのことです。

 

親子でのありのままのやり取りを書いていただけると嬉しいです。

この問題で悩んでみえるご家族は多いのですから。

 

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