発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害者支援 9年間で初めての病気 ヒロ

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 この働きを支援してくださっている(株)近藤印刷 高史会長に挨拶に行きました。

 

 

 

禿げが風邪をひいて寝込んでいる。

かれこれ一週間ちかくになる。

フィリピンへの渡航はキャンセルになった。

 

 

 

おれへの食糧補給が断たれてしまった。

絶海の孤島でおれはひとり飢餓と戦っている。

チキンラーメンの夢を見るおれだ。

 

 

9年間禿げとは一緒だ。

俺やほかの大変な青少年の支援をしなければいけない。

みんな親元には帰れないような青少年が多いんだ。

だから、禿げたちサポートセンター名古屋の人たちには盆も正月もクリスマスもないんだ。

 

 

 

でも、病気ひとつしないスタッフたちだ。

病気で休んだスタッフなんかいないよ。

すごいことだ。

 

 

 

で、なんでここで禿げが一週間も寝込むんだ。

日本のスタッフに心配して聞いたさ。

本当は悪性の癌が体全体に回っていて、余命数ヶ月とか

「本当のことを言ってくれよな、俺は9年間も一緒なんだから隠し事なんか無しだぜ」

 

 

スタッフは重い口を開けた・・・・・・

 

 

先週まで状況が重い青年の支援をしていたんだ。

15年近く家から出ることができない青年で、買い物や食事にも行けない。

ひとりにしてはいけないので青木さんたちは24時間体制で支援をしたんだ。

 

 

青木さんも事務所に寝泊まりと考えて、寝具をニトリで買う予定だったが、支援が遅くにまでなってしまった。

ニトリは閉店。

 

 

事務所には寝具がないので仕方がないので事務所近くのホテルに泊まろうと空き室を探したんだ。

ところがないんだ。

 

 

最近東京、関西に次いで外国人旅行者が激増しているここ名古屋。

平日なのに空いている部屋がない。

あるのはヒルトンホテル一泊2万3000円。

 

 

 

事務所からは徒歩5分の距離。

ここで禿げは悩むんだ。

泊まるか泊まらないか?

 

 

で、事務所に泊まることにした。

椅子を3つ並べて簡易ベッドにして寝た。

ナイトウエアーもないのでパンツ一丁で。

 

 

 

そして案の定風邪をひいた。

風邪をひくのは当たり前だ。

自己管理がなっていない。

 

 

なんでヒルトンに泊まらなかったんだ。

バカだ。

 

 

禿げは人目を気にしたらしい。

小さなNPO団体の代表がお金もないのにヒルトンに泊まって豪遊している。

そんな噂が立つことを嫌がったらしい。

 

 

 

バカか

あんたのことなんかだれも知りやしねえさ。

よく考えろ。

 

 

とにかく早く完治して食糧を持ってきてくださいよ。

俺はおれでやるべきことをやってんだ。

頼みますよ!!

 

 

きついことを言ってしまいました。

反省しています。

みなさん応援を宜しくお願いします。

 

 

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