なんかいいな俺の夢
親父へ。
元気ですか?
青木さんからは、忙しく東南アジアを飛び回っていると聞いています。
やっぱりというか、フィリピンには用がないんだよね。
でもうらやましいぜ。
飛び回っている親父がさ。
誤解しないでくれよ。
会いたいわけじゃない。
次回、親父と会う日は、俺の中で決まっているんだ。
まず大学を卒業すること。
そして会社に勤めること。
初任給で親父と・・・・・・
と考えていたんだ。
でもやめたんだ。
会社に腰を落ち着けられるかどうかが心配だろ。
だからさ、4月から職についてその年のボーナスが出たら会ってほしいんだ。
そこまで勤められたら、親父もちっとは安心するだろうし。
会う場所は決めているんだ。
テレビで見たんだけどね。
景色が最高なレストランなんだ。
マリーナベイシンガポールの屋上バー。
そこで落ち合おうという計画。
もちろん俺のおごりでね。
服装も思いっきり決めていくぜ。
何か粋な仕掛けを考えたい俺だ。
最初の一言は中国語でかますか!!
なんでそんなことを思ったかって?
いや、しばらく前から、青木さんとホテルのバーで飲んでんだ。
もちろん俺には毎日学校があるから一杯だけだけどね。
静かなジャズの音色に心を委ねながら青木さんと取りとめのないことを話している。
その時間が俺にはなんとも言えない時間となっている。
楽しいんだ。
心からね。
ふと、青木さんの顔が親父の顔に見えたんだ。
あっ、いつか、親父ともこんなふうにして、ゆったりとした時間を過ごすことができるといいな。って思ったんだ。
そんなことを考えていたら、今までの親父とのやりとりが走馬灯のようによみがってきたんだ。
いろいろな思いが交差したけどさ。
最後に残った思いは「感謝」の一言。
シンガポールでの再会まで2年と3ヶ月あるぜ。
それまで俺はさらなるパワーアップに邁進することを誓います。
さてと、学校行くべか。
今日もやるぜ!!
追伸
申し訳けないけど、パソコンを壊してしまいました。
俺が壊したわけじゃねえんだ。
学友たちがふざけ合っていて、んで、俺の机に突進!パソコンが飛んでった。
液晶ご臨終ということです。
「弁償しろよな。」と詰め寄って、自宅まで押しかけて母親に言って、なんとか弁償しますのサインを書かせたぜ。
てもね、ここはフィリピン液晶の修理は数ヶ月かかるらしい。
マジですぐに授業で必要なんだ。
申し訳ねえ、ほんとすんません。
ラップトップが必要なんです。
青木さんに頼んで中古のMacBookエアーを調達済みです。
事後報告誠に申し訳有りません。
親父への手紙はラップトップの催促のためではないぜ。
詳しくは青木さんに聞いてくれ。
んじゃあ、大学に行きますぜ。
See you !!
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