発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 クソババア、死ねや。 ヒロ

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子どもには二つの世界があるんだ。

1つは学校。

もう一つは家庭。

 

 

 

と昨日のブログで書きました。

学校生活が上手くいかない俺は毎日が地獄でした。

俺はいじめられていたけれど、学校で暴れるのは我慢していた。

どうせ俺が切れて暴れても、俺だけが悪いんだってなるからな。

そんなことはお見通しだ。

 

 

 

 

そんな状況の中で母親は俺に追い打ちをかけるかのごとく接してきた。

勉強ができないことをなじる。

担任の先生からの注意の電話に切れて、俺を叱責する。

学校関係でさらに俺を追い立てていた。

 

 

 

家でも食事どきには俺だけ時間をずらされる。

家族と外出してもいつも気まずくしてしまうのが俺だ。

学校でも除外された。

家でも同じだ。

 

 

 

溜まりにたまった俺の怒りはやがて爆発した。

テレビを持ち上げ床に叩きつける。

コップや皿を壁にぶち当てる。

 

 

 

兄弟に飛び膝蹴り。

母親のお腹にドロップキック。

髪の毛を掴み、振り回す。

 

 

 

「死ね。死ねって言ってるだろうが。」

「おまえなんか死んでしまえばいいんだ。」

「俺をこんな風にしたのはお前だ、責任を取って死ね。」

 

 

 

「こんな家なんかぶっ潰してやる。」

窓を割り、冷蔵庫を倒す。

持ちあげた椅子で壁を叩き壊す。

 

 

 

気が狂っていた。

狂人だ。

 

 

 

 

家族は家の外に避難する。

それが俺にはもっと許せなくて、家族を家の外まで追いかける。

「ぜってえ、ぶっ殺してやる。」

「お前たち全員殺して、俺も死ぬ」

 

 

 

近所の人が見かねて警察に連絡。

警察の姿を見て一瞬たじろぐ俺。

しかし、警官を見てより興奮して切れる。

「上等だ。警察もろともあの世に送ってやる。」

 

 

 

巨体から繰り出される絶望のパンチが不意を突かれた警官の腹に突き刺さる。

応援部隊が加わり刺股で取り押さえられる俺。

拳銃を探した。

拳銃を奪い全員撃ち殺してやる。

 

 

 

観念するしかないのか。

そう思った時、腹の底から絶叫した。

言葉にならない声。

泣いていた俺。

 

 

 

タイムマシンに乗って15の俺に出会った26歳の俺は・・・・・・

何もできなくて、その場にしゃがみ込む。

15の俺を直視できない。

 

 

 

「希望はあるんだ。」となんとか声をかけたいけれど・・・・・・

「大丈夫だ、俺を信じてついてこい。日本がお前にあわないだけだ。」

「これ以上、自分を傷つけないでくれ、頼む。」

 

 

 

悲しいね。

家庭内暴力がひどくて、親が子どもの命を奪った。

逆に子どもが両親の命を奪った。

そんな記事を目にするたびに、涙が出るんだ。

 

 

 

俺は本当は優しい子どもだったよ。

でも15歳の俺はこんなふうに変わってしまったんだ。

本当はお母さんにまだ甘えたかったんだよ。

 

 

何かしてお母さんにほめられたかったな。

 

 

 

「ヒロは本当に優しい子だね。」

「お前は本当はやればできる子だよ。やらないからできないだけだよ。」

「ゆっくりでいいからやってごらん。」

「お母さんはいつでもお前の味方だよ。」

 

 

 

ちょっと泣けてきたから終了。

ごめんなさい。

 

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