発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

発達障害支援 俺みたいなお子さんをもつご両親さんへ ヒロ

 

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青木さんからメールが来た。

今は日本にいる青木さん。

訪問に面談に日本中を徘徊している。

 

 

青木さんからメールが来るのは珍しい。

なんか俺またしでかしました?かと思ってしまうのは、程度の悪いアスペな俺の状況が長引いていたからだ。

 

 

「ちょっと良いニュースだよ。」

俺のこのブログを見て、日本各地から「支援してほしい」って依頼がきているそうだ。

 

 

どんな人たちですか。

君と同じくらい大変な人たち。

そう感じている親御さんからの依頼。

 

 

程度の悪いアスペルガーな人たちですか。

程度が悪いという言い方は君だけが使っているからな。

でも状況は良くない人たちだよ。

 

 

俺以上ですか?

そこがミソなんだよ。

俺以上は一人もいない。

 

 

みなさんヒロさんがかわいそうだと涙してくれるよ。

でも、ヒロさんよりうちの子の状況は軽いって、安心してもいるね。

俺より軽いんですか。

 

 

そうだね。

ヒロさんの成長していく過程を知って自分のお子さんもなんとかしてほしいとの依頼だよ。

 

 

もちろん青木さんのことだから、うそは言わないだろうな。

俺は今で支援を受けて9年目だということ。

それも24時間の支援で個別支援なんだ。

 

 

俺は日本の事務所を破壊し尽くした。

で、サポートセンター名古屋の事務所は管理会社から退去命令を受けた。

青木さんをはじめスタッフたちが、何度警察署に足を運んでくれたか。

 

 

病院送りにしてしまったスタッフさんには、いつか会って心からお詫びをしたい。

俺が家出して、何度探し回ってくれたのか。

出会い系サイトの真実はまだ全部お話ししていないな。

あっあああ、なんて俺はひどい人間だったのか。

 

 

 

思い出すだけで顔から火が出るんだ。

 

 

程度の悪いアスペルガーの子どもさんをもつ親御さんへ。

すでに青木さんたちからご説明があったでしょうね。

僕のような状況の人たちが社会とつながれるようになるまでには時間がとてもかかります。

 

 

人によってその時間は違いますよ。

時間が長引けばお金がかかるでしょうね。

幸い僕はボランティア活動をしていまして、そのことで何人かの人たちが僕を支援してくれているんです。

 

 

それでも僕は、万年金欠病ですけれどね。

 

 

僕から言うのもなんですが、覚悟がいると思いますよ。

他に試せそうな支援があるならばまずはそちらで試した方が良いと思います。

日本中の支援を試してみて、ことごとく失敗に終わった後に青木さんの携帯にお電話する事が良いですよ。

 

 

でもその時は覚悟が必要です。

 

 

全部お任せするくらいの覚悟ね。

僕は9年間、この支援にぶら下がっています。

たくさんの人たちが来て、そして社会や学校に戻って行きました。

まあ今だにぐすぐすしている俺ですが。

 

 

そりゃそうでしょね。

24時間365日の支援。

個別でオーダメイドの支援。

 

スタッフにはプライベートな時間ってないでしょうね。

代表の青木さんはこの働きに命をかけています。

熱い男です。

毛は薄いですが、支援の中身は濃いです。

 

 

お後がよろしいようで。

学校で生徒会選挙の説明会がありますので行ってきます。

 

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