発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

程度の悪いアスペな俺 勉強は3割わかればOKにして ヒロ

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   ただいまフィリピン南部インターネット超スローです

 

 

 

やる気をなくした子どもを再びやる気にさせる事は大変ですよ。

経験者の程度の悪いアスペな男が語ります。

小学校、中学校と「できない、わからない」と言う経験が積み重なってしまうと、すべてにおいて消極的になってしまいがちですからね。

 

 

最後は生きる事にさえ、どうでもいいやとなってしまった僕ですから。

とにかく、お子さんがやる気をなくさせない様にしてください。

 

 

その為には、名付けて

 

 

「勉強3割で十分だよ」を実行してください。

 

 

 

「あれえ、うちの子どもテストで30点代だけれどすでにやる気をなくしているけど」

そうですか、30点とってもやる気がなくならない子もいれば、なくしてしまう子もいます。

 

 

どこにちがいがあるんでしょうか。

それは、子どもの周りの人たち(親・教師)の子どもへの接し方です。

一般的に30点代だと、子どもに対してきつい言葉やがっかりした態度が親や先生から与えられますよ。

 

 

でも、こう考えてくださいよ。

「3割もわかっているんだよ。」

 

子どもの周りの大人達が「3割しかわからないのか」ではなく「3割もわかっているんだよ」と言う考え方にしてください。

 

 

俺は10代後半になっても、二桁の引き算、足し算ができなかった。

分数計算が怖かった。

勉強は恐怖以外の何者でもなかった。

 

 

そんな俺にサポートセンター名古屋は寄り添って勉強を教えてくれたんだ。

何回教えても、俺は理解できなかった。

こんな俺に寄り添ってくれているスタッフに申し訳なくて仕方がなかったし自分のバカさ加減にうんざりしていた。

 

 

 

「ごめんなさいね、こんなに、何度も教えてもらっても理解できなくて。でも、俺くじけずにがんばりますから」とスタッフにその時に言えたら良いんだろうが、そんな風に言えないんだって!!絶対に素直に言えないよ。

 

 

むしろ、逆の態度に出てしまうんだよ。

「うわあ!!」と大声をあげて、教科書を投げ捨て机を足で蹴り倒す。

「ぎやぁ」という人間が出し得ないような音声をだして、気が狂ってように暴れる。

 

 

 

いつのまにか、スタッフはいなくなっている。

時間がたつと俺は正気に戻る。

まるで月が雲に隠れた映画の中の狼男みたいだ。

いいタイミングで、スタッフがジュースを持って来てくれる。

 

 

「わからないとイライラして暴れたくなるよね。皆そうなんだからね」

「少しは落ち着いたかな、のどかわいたでしょ、ジュース飲んで続けようかな」

「10分したら戻ってくるから、また始めようよ」

「大丈夫、見てご覧よ、わかって来たんだよ」

 

 

壁には、俺の勉強の成果が棒グラフにしてあった。

俺はそれを見た。

「そうなんだ、俺はすこしはわかっているんだ!!」

 

 

スタッフに助けてもらって、文章にしました。

「これで十分だよ、今のあなたなんだから」とスタッフに言われました。

しかし、やっぱこれでは本の原稿にはならないな。

多分、ひなママさんが可哀想だと思ってくれて、手直ししてくれると思います。

 

 

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