大学の親友だ。彼女?相手に失礼だろうが!! 俺は程度の悪いアスペな男
お菓子に爪楊枝を入れてそれを得意げに、映像で多くの人たちに配信した少年。
多くの人がその行動が理解できずに、不安におののく。
理解出来ないことは何かのレッテルを貼って、隔離しようとする。
あの少年は「重い精神病」だって。
「重い精神病」だからあんなことをするのであって、世間の多くの人たちはあんなことはしない。
そう思いたいんだろうな。
でも、配信して多くの人に届けたいという行為は、みんなから「存在を認められたい」んだろうな、と俺は思った。
それならまだどこかで、回復の機会がありそうだとも思ったけれど。
どうしてもおっさんがどう思っているのかを聞きたくて、電話した。
答えは、「支援は出来ない」だった。
やっぱ難しいですか?
うちでは無理だね。
「なんでそんなことに関心を持つの」
あの、俺、後5年支援を受けるのが遅れていたら、つまようじ少年になっていたんじゃないかと、そう不安になったんです。
暴力はひどくなって、家族に大けがをさせて、警察にお世話になりました。
それで、気持ちを入れ替えるなんてしなくて、怒りはより大きくなり、その矛先は、家庭から社会に向けられようとしていました。
幻想から妄想へと進み何が現実なのかもわからなくなっていたじゃないですか。
(俺には子分がたくさんいて、いじめられている俺をすぐに助けにきてくれる。そんな子分といつも会話をしていた。)
(また、ゲームの登場人物を自分の彼女と思っていたし、その彼女に手紙を書き投函していた)
家族が毎日毎日の暴力に向き合うことに疲れ切ってしまっていました。
「死んでくれたらいいのに」家族がそう思ったのも無理はないと思います。
あの状態があと五年続いていたらと思うと・・・・
でも、5年続かなかった。
大切なことは現実なんだ。
今は大学3年生。
英語に、中国語、スペイン語、タガログ、ビサヤだ、どんと来いだろう。
夢は、日本中の小、中を訪問して、いじめられている子に「大丈夫」だと言いたいんでしょ。
そして、何だっけ?
そして、大学の先生になって、お金を貯めてから結婚して、子どもも授かって、母親の様子をうかがいながら、日本に嫁さんと、子どもを連れて母親に紹介する。
それがだめなら、写真を送る。
結婚する前に、相手の女性に、俺は程度の悪いアスペな男と説明して、2人の生活の上にこれから起こるであろう問題を説明する。
もうひとつ、アニメが命なので、自分の部屋にフィギュアを飾ることも許してもらう。
その夢に驀進しろ!!
以上。
「ぶっ、ぶっ、ぷっ」
おっさん、早く切りやがったな、忙しいんだな。
ありがとうよ、だいぶすっきりしたぜ。
ちよっとうろうろしてきますわ。
モールに行ってアイスクリーム食べてきます。
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