発達障害な僕たちから

発達障害と診断された、ヒロ・アオキとその仲間達が日常生活での生きづらさや奮闘を素直に綴っていきます。よろしくお願いします。

程度の悪いアスペな俺 プールで母親のことが心配になったんだ ヒロ

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ほんとうはダイビングをしたかったんだ。

しかし、今の時期フィリピンの空は大混乱。

リゾート地に行く便どれもこれも遅延、遅延の嵐だ。

 

一国も早く、JAL様、 ANA様、フィリピン航空を買収してください!!

 

 

がっかりするかなと思ったんだけれど、たかがプール、さりとてプール。

楽しめたんだ。

 

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  スタッフ手作りのランチ、お金がなくても楽しめるんだ

 

ふと空を見あげた。

太陽の日差しがまぶしい。

 

 

目を閉じ心をリラックスさせた。

子どもたちのはしゃぐ声や空を飛ぶ飛行機の音がだんだん感じられなくなって行く。

 

 

思うことは、親のこと。

母親のこと。

 

 

俺の母親は心の病気だ。

弱さを持っている母親にひきこもっていた俺はひどい暴力をふってしまった。

それが致命傷となり、母親は一切心を閉じてしまった。

 

 

その母親に寄り添っているのが父親と兄弟たちだ。

これ以上俺の暴力がエスカレートする前に、俺は家族から離された。

もう9年近く、家族と会っていない。

 

 

寂しくないかと言えば嘘になる。

しかし、昔感じたような寂しさはもうない。

多分、彼女ができたことや、大学やボランティアに俺の居場所を見つけたからだと思う。

 

 

自然と涙が俺の頬を伝わって落ちて行った。

家族に対して申し訳ない気持ちで一杯だ。

 

 

 

精神的に不安定になっている俺を見つけたスタッフは個室に俺を移動した。

「どうしたの?」

さっき感じたことを素直にスタッフに話した。

 

 

「ヒロさんは本当はたくさん優しさをもっているんだよね」

「それが、色々な行き違いがあって、反対な行動を起こしてしまった」

 

 

「日本では父親や兄弟たちが母親を一日中世話をしているのに俺がこんなふうに楽しんで良いのかって思ったんだ」

 

 

「あなたはご両親をこの先どうしたいの」

「両親が年取ったら、俺が面倒を見るさ」

 

 

「その為には、今どうしたら良いのかな」

「勉強だろ、大学出て、大学の先生になって、安定した給与をもらって、結婚して、子どもを作って、それから日本に帰るか、両親をフィリピンに呼び寄せるか」

 

 

 

「これからやらなければならないことを全部わかっているんじゃないの」

「あなたは自分のやるべきことをやっているんだから、楽しんでも良いんだよ」

「おとうさんやご兄弟も、あなたが楽しくしあわせになることを祈っていると思うよ」

 

 

「ヒロさん、考えすぎないこと。」

「今は5年ぶりの友達が訪ねてきてくれたんだから、思いっきり彼と楽しまないと」

 

 

俺は既に答えを知っていたんだ。

ただ、信頼できる誰かからもう1度承認して欲しかっただけなんだ。

 

 

 

「ありがとう」と言い残すと、プールサイドへ走り出した。

「おりゃあー」という訳の分からない大声を発しながら。

 

 

今という時間を精一杯楽しむ為に。

 

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