東田直樹さんの言葉が一人でも多くの人の元に届けられますように
僕は自分のバカさ加減が悲しいです。
ほんとうの真実を見る事ができない大バカ野郎です。
東田直樹さんの本「自閉症の僕が跳びはねる理由」は発売当初、サポートセンター名古屋のスタッフから読んでみなさいと言われて手にしました。
今から7年前ぐらいでしょうか。
しかし、少し読んで僕は投げ出したんです。
この子は重い障害で僕とは随分違うっておもったから。
今年に入って東田さんのテレビ番組が放映されました。
録画を日本から送ってもらいましたが、興味はありませんでした。
本日、日本から再放送があるからテレビでみなさいと日本のスタッフに言われました。
たまたま、授業が今日はありませんでした。
最近は、程度の悪いアスペな俺も多少は素直な部分が出てきまして、東田さんの番組を見てしまいました。
テレビ番組を見て泣く事はほとんどありません。
この東田さんの番組は涙なしには見られませんでした。
それは悲しみの涙ではなく、喜びの涙です。
一番心に残った箇所が下です。
「僕を受け止めてくれる場所と家族の笑顔」
僕たち自閉症の子どもたちが一番求めている事です。
僕は小学校、中学校とクラスのみんなと違っていていじめられました。
仲間にいれてもらえませんでした。
そんな差別をしたクラスの連中をひどく憎んでいました。
そんな俺があのときのクラスの連中と同じように、自分より劣っているだろうと思う人たちに差別の気持ちを感じていたんです。
東田直樹さん、ごめんなさい。
そしてありがとうを言いたいです。
忘れられない素敵な時間でした。
東田直樹さんの言葉が、自閉症のお子さんを授かり途方に暮れているご家族にさらに届いて行きますように。
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