発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

ここまで人は変わるのか  大統領

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       荷物持ち 俺の仕事は荷物持ち

 

 

 

 

はい、僕大統領。

ヒロさんは病気でも落ち込んでいるわけでもないです。

大学の勉強が忙しくて「ブログを書けないからおまえ書け」と言われたんで書いてます。

 

 

ヒロさん、授業に必死について行ってるんですよ。

大学から帰宅するのが夕方5時頃。

まずキッチンで冷えた水を一杯飲みます。

 

 

低い声で「うわぁ〜」と唸ります。

「ふぅー」と言うと、バターン!!と自室のドアをちから一杯で閉めます。

自室でなにやら、独り言を言います。

 

 

 

で、突然他の部屋の人の迷惑を考えずに大音響で音楽を鳴らします。

前、文句を言いにヒロさんの部屋に行った。

そこには、パンツ一丁になって目をつぶり激しく体を動かす男がいた。

 

 

 

この世の光景とは思えないありさまでした。

 

 

 

「何してるんですか」と聞いたんよ。

「見てわかんねえのかよ、ダンスだ!!」

見た事もないダンスだった。

 

 

後でスタッフに聞いたんよ。

そしたら、それはヒロさんなりのリラックスの仕方だって。

大学構内で1日過ごす事はヒロさんに取って大変なストレスになる。

 

 

「たまったストレスを吐き出して、頭を真っ白にしないと勉強に集中できない」とヒロさんは言っていました。

 

 

 

大音響の音楽が鳴り止んだら、ヒロさんの勉強タイム。

それから延々と勉強しだすんよ。

突然部屋から飛び出すヒロさん。

 

 

ジョギングパンツに着替えたヒロさんは、「30分走ってきます」とスタッフに言って外に出る。

 

 

「ニィーハオ!!」「Buenas Dias」大きな声で外国語の練習するヒロさん。

 

 

 

夜11時「みんなおやすみ」と大きな声で言ってまたちから一杯ドアを閉めるヒロさん。

 

 

 

朝、5時に起きだしたヒロさんは、ご飯を食べた後、大きな声で「テキストブックOK ペン OK ノートブックOK 」そして全身が映る鏡を見て「俺 OK」と声に出して確認をした後「行ってきます」と言い残し、走って大学に行きます。

 

 

 

いまいち走って大学に行く意味がいまだに理解できない。

今度聞いてみようと。

 

 

 

朝6時から1時間友達や先生に勉強を教えてもらっているんです。

 

 

 

週末の土曜日には友達とクラブに行ったり、ビーチに女の子と一緒に遊びに行っています。

日曜日には地元のキリスト教会に参加しています。

 

 

 

少なくとも1年前のヒロさんはこんな風ではなかった。

僕と一緒にバカやっていた人だったんよ。

それが今は別人になってしまった。

 

 

 

正直少し寂しいです。

僕だけ置きざりにされたみたいで。

僕もヒロさん見たいにやる気を出して人生を楽しみたいです。

 

 

はっきり言ってこの人「程度の悪いアスペな男」なんかじゃありません。

もう少ししたら、みんなからうらやましがられる男になるんじゃないかな。

 

 

 

はぁ、僕も頑張ろうっと!!

今日は休みか、もうちょっと寝ます。

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