発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

程度の悪い発達障害の人でも良い出会いがあれば運命は変わる ヒロ

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 FLAPPY WINGS の美人スタッフに囲まれて(マニラに来ております!!)

 

 

青木さんとはその他にも色々と話し合った。

 

 

年表の事を聞きたかったんだ。

年表というのは、例えば産まれてから今に至までのおれの歴史を思い出して書き込んで行く作業なんだ。

 

 

そのときに、青木さんの事例が出される。

青木さんの産まれて来てから今に至るまでの事を解説しながら、自分の年表を書いていくという作業。

 

 

いじめられた小学1年とか。

学校の勉強について行けなくなった小学2年。

などなど。

 

 

青木さんの場合は、小学4年生で転機が訪れる。

小学校4年生の時に、転校している。

4年生の時からクラス替えもあり心機一転やり直しができたんだ。

 

 

 

もう1つは担任だった野村先生との出会い。

前の学校からの連絡で、落ち着きがない子ども。

みんなとうまく過ごす事ができない子ども。

勉強ができない子ども。

 

 

そんな風に野村先生の元に連絡が入っていたんだと思う。

野村先生は新卒のやる気満々情熱家の先生だったらしい。

クラスが始まる前に、長い時間、青木さんと面談をした。

 

 

学校は楽しいか?

学校にいる時間で何の時間が楽しいのか

勉強は何が得意で何が苦手か

 

 

 

好きな事は何?

好きなテレビ番組

どんな先生が好きなのか

俺(野村先生)の印象は

 

 

好きな給食のメニューは何だ。

体で悪い所はないか

お父さんとお母さんは元気か

 

 

などなど。

野村先生は青木さんをなんとかして理解したかったんだろうと思う。

俺はこの話を時々青木さんにリクエストする。

 

 

野村先生と後で出てくる川島先生の話を聞くのが好きなんだ。

素晴らしい人たちだから。

愛情深い人たち。

 

 

俺のように目に見えにくい障害を持っている人間は生きにくいんだ。

でも、良い出会いがあればこんな俺でも変わって行く。

いや、既に変わったんだ。

青木さんが変わったように。

 

 

すみません、胸が一杯になってこれ以上書けなくなりました。

ごめんなさい。

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