発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

程度の悪いアスペな俺 20年間ひきこもるとどうなるか !!

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だから、わかる言葉を話してくれよ!! えっ、なんで日本語通じるの?

 

 

 

 

ごめんなさい。

最初に謝っておきます。

 

 

俺、今頭にきています。

誰か特定の人じゃないので、よけい頭が混乱しています。

でも、どうか俺がなんで頭にきているのかどうか理解してくださいな。

 

 

いいかげんな事は書いていないつもりです。

でも俺、文才ねえから、うまく書けねえ。

よろしくお願いします。(注。サポートセンターの文章を随分お借りしています)

 

 

20年間ほとんど家から出られなかった人がサポートセンター名古屋の支援を受けて3年で自分から動く事ができるまでになった。

その後大学を卒業して現在働いている。

 

 

 

サポートセンターを信頼して支援をお願いして3年。

3年間で高卒認定試験をパス。

英語もサポートセンターのスタッフと一緒にこつこつとやっていた。

 

 

 

支援終了後フィリピンに渡りそこで英語を1年勉強した。

そして大学進学、4年後に卒業。

大学在学中にあちらこちらに飛び回り、自分の就職先を見つけた。

 

 

もちろん、そのお膳立てはサポートセンターがやってくれた。

40才過ぎて今は四捨五入で50才になる。

今から一歩踏み出しても人生終わっていると20代の俺は思ったんだ。

 

 

20年家族以外とは話した事がない人。

家にかかってきた電話には怖くて出られなかった。

一人で留守番しているときに、宅急便が来ても居留守を使っていた。

 

 

散髪は自分ではさみを使い切っていた。

歯医者や病気で医者に行かなくても良いように歯磨きは毎日していた。

洗面台の鏡に映る自分の姿を見るのがたまらなく辛くて、鏡を割ったそんな人。

 

 

夜中にたまらなくなって、奇声を発して、壁にキックを入れ続けていた。

20年間やり続けたおかげで、今は家が少し傾いているとのこと。

時には、チラシの裏に「おまえら皆殺しにしてやる。覚悟しろ」と家族宛に書いて玄関先に置いたらしい。

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そんなふうに誰かにあたらないと本当に自分がどうにかなってしまいそうだと思ったから。

 

 

端から見ればおかしいと思われて当然の人でしょ。

だって20年間も誰とも話をしない生活をするなんて、俺なら気が狂う。

いや、ほとんどすべての人は気がおかしくなるでしょ。

 

 

  

 そんな状態の人がわずか3年で自分で考え自分で行動する事ができるまでになった。

支援してきたサポートセンターが素晴らしい?

いいんや、それもあるかもしれんけど、俺が言いたいのはさ、20年もひきこもらなくてもすんだ人なんだと言う事なんだ。

 

 

もちろん、本人さんは自信をなくして、もうだめだ、みんな(同世代)の人たちと離されてしまった。

30才になってしまった。

みんな結婚しているんだろうな。

俺は彼女さえできた事がないんだ、童貞のまま死んでいくのか・・・

 

 

35才中学1年生と小学生の子どもがいる母親です。

長期ローンを組んで豪邸を建てました。

テレビをつけたらそんな場面に遭遇した。

 

 

「テレビを消したい」とっさに取った行動は画面めがけてリモコンを投げた。

液晶壊れたけれど、音声はまだ繋がっている。

「じゃあ奥様は勝ち組という事ですよね」

「勝ち組、勝ち組」リポーターを殺してやりたいと思った。

 

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       みんなの輪の中から外れる事が怖いんだ

 

今から働いてもアルバイトで一生過ごすんか。

50才過ぎたらアルバイトの口もねえんじゃないのか。

生活保護の申請なんか怖くて窓口にも行けない。

 

 

のたれ死にするしかないんかな。

非生産的な人間には「死」あるのみ。

死のうと思った。

死んだら今のこの辛い気持ちから逃れられる。

 

 

わかった事は死ぬ事さえできない小心者。

どうしていいのか、何も考えつかなかったらしい。

だれか、ここから助け出してくれ!!!

頼むから、誰か頼む======

 

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      声なき心の叫びを聞いてくれ

 

彼には支援者が必要だったんだ。

彼を叱って叱咤激励するタイプじゃねえ。

彼のありのままを受け入れるタイプ。

 

 

彼の歩みにあわせて寄り添い続ける支援者

電話したら夜中にでもすぐに出る支援者っていねえだろ。

そんな人がいてこそ初めて彼はやり直せると思えるんだ。

 

 

「お電話、ありがとうごさいました。当団体の活動時間は午前9時から午後5時までです。お手数ですが、明日また活動時間内にお電話ください。なお土、日はお休みです」

 

 

 

はあ?バカか!!! ふざけんなよな。

「怖くて死んでしまいたいくらい辛くて、勇気を振り絞って電話したのに何で5時まで?土日休みだと」

 

 

 

「最近は銀行のATMだって24時間営業を検討しているというのに」(すんません、これ俺、ヒロの意見)

 

 

電話をかけたのはこれっきりだということ。

 

 

「てめえ、ヒロいい気になりやがって」

「お前こそバカか!!そんときは、いのちの電話だろうが、24時間いつでも電話OKなんだよ」

「そんくらい、てめえのちいせえ脳みそに叩き込んでおけな、バカヒロよ」

 

 

いや、ちがうと思います。

ひきこもっている人はもっと具体的な事を聞きたいんですよ。

こんな自分でも同世代に追いつけるのかとかいったいこんな自分にも希望はあるのかということ。

 

 

「希望はあるよ」

「どこに、そしてどんなふうに」

いのちの電話には一度でんわしたことあるんだ。

 

 

とてもやさしい人だったよ。

感謝している。

いのちの電話は素晴らしい。

 

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    寄り添ってくれる人がこんな美女なら最高だ

 

でもひきこもっている人には今具体的な事柄が必要なんだ。

「電話では説明はしにくいんです。会ってくれさえすれば、希望を見せる事ができるよ」

青木のおっさんがいつも言うセリフです。

 

 

すみません、なんかイライラしているんです。

久しぶりに噴火しそうです。

「ふっ、ざけんな!!」

 

あっあ、だめだ、ちよっと外行って走ってきます。

また続きはよるまでに書きます。

ごめんなさい。

 

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