発達障害な僕たちから2

発達障害と診断され、2次障害でひきこもった東大、青木、シンゴと50代男Aとスタッフ吉村が社会復帰目指す日常を綴りながら支援についても書いていきます。

支援のめどを見つけた後に障害告知してください 当事者からのお願い ヒロ

 

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あの、どうしても書きたくなったんでまた書きます。

 

以下 ひなママさんのブログから引用させていただきました。

 

グレーな卵、金の卵になあれ

 

 

だから子どもも自分の特性(障害)を知っておく必要があるのだ。
障害の告知と障害の自己受容がなぜ必要か。
それは適切な支援を受けるために必要なことだから。
裏を返せば、

 

 

 

支援のめどがない時に障害の告知をしても意味はない。
告知をした先に具体的な支援方法が用意されていないのならいたずらに障害告知をする意味はない。

 

 

僕は、昔、TVの発達障害の特集でインタビューを受けた事があるんです。

15分程度色々と受けている支援について話をさせてもらいました。

そうしたら、ぜひ「あのテレビに出た男の話をもっと聞きたい」とサポートセンターに電話が殺到したんです。

 

 

 

そこから、俺みたいな奴の話でも聞きたいと言われる場合には個別相談会に同席させてもらったんですよ。

で、そこではいろんな事を教えてもらいました。

 

 

その中に、今回ひなママさんのブログから引用した記事に関する事例があったんで書きます。

 

 

「支援のめどがないときに障害告知をしても意味がない」

 

 

この事で失敗されているご家族がとても多いんですよ。

「あら、もしかして私の子ども発達障害というものなのかしら」と思われて病院に行き検査を受けますよね。

そして、障害告知、診断名告知をしますよね。

 

 

はい、その後です。

「で、おれが発達障害アスペルガーっていうのはわかったけれどお母さん、俺どうすればいいんだ」となります。

病院で作業所を併設している所もあります。

しかし、しかし、しかしです。

 

 

 

それは統合失調症の方たちを念頭においた場である事が多いんです。

もちろん、統合失調症アスペルガーは似ている所があるんですけれど、支援のやり方は違いますよ。

 

 

 

だから、その場に行っても有益じゃないんです。

ひきこもり支援団体も同じです。

発達障害の場合ひとりひとり状況が違う(日常生活の中で困っている事が違う)ので必ずオーダーメイドの支援が必要となります。

 

 

でも、僕が行った団体さんは、居場所を中心として、みんなでクッキーを焼いたり、カラオケに行ったり、仕事の練習をしたりとかなんですよ。

もっと、一人一人にあったプログラムが大切なのに、やっている事は集団支援なんです。

 

 

 

これじゃあ意味ないですよ。

俺も病院で併設している場にも行きましたけれど、そのうち先生が、うちでは無理だと話してくださり、その人の状況に合わせたオーダーメイド支援をしているサポートセンター名古屋を紹介してくださったんです。

 

 

 

僕がお話を聞かせてもらったケースの多くは、障害告知をした後に適切な支援にたどり着けなくて、そのことから、より状況を悪くしてしまったという人たちでした。

もちろん、この俺もその一人なんです。

 

 

 

寺にあずけられもしました。

「朝早く起きて、早く寝る、自分の事は自分でする」

一見、良さそうな支援ですが、寄り添い支援ではなく自主的に気づきやっていくのですから、俺みたいな人間には無理ですよ。

 

 

はい、裸足で脱走。

思い出すだけでも気がめいる。

こんな事を繰り返していたから、ほんとよりおかしくなってしまいましたよ。

 

 

 

「支援のめどを見つけた後に、障害告知」

はい、ここ大切です!!

今度の試験に出ますよ!!

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