サポートセンター名古屋が支援している孤児のエルマ
の買い物の付き添いです。
俺に取って大学生活は勉強以上に大切な事を学ぶ事ができる場という事を改めて知ったんだ。
友達とうまくやっていく練習の場でもあるんだ。
サポートセンターのスタッフたちもそう言っていた。
他には、こんな練習環境はないんだ。
そして、練習するのは今なんだ。
5年後では遅すぎる。
大学に行かずにそのまま社会人になってしまったら、俺みたいな程度の悪いアスペな人たちはたちまち社会で孤立してその挙げ句に問題行動を起こしてしまうだろう。
もちろん、程度の悪いアスペな俺が一人で大学に通ったとしても、何の練習にもならず、それどころか傷つきまくって、逆効果になってしまうんだ。
練習には支援者が必要なんだ。
サポートセンター名古屋の日本人スタッフの人が、アスペルガーで大学に通学していた青年の支援をするために、一緒に大学に通い、許された講義にも出席し、学食で一緒にお昼を食べて、無事に卒業まで寄り添った事をおれは知っている。
その青年が一番怖かった事は、昼食時と、講義と講義の間の時間。
友達がおらずに、一人でいる自分を周りの生徒たちがおかしな人物を見るような目で見ている。
髪型がおかしい。
顔がおかしい。
服装がおかしい。
母親に近所のスーパーで買ってきてもらった服を今でも来ている僕は、ガキなんだろうか。
自分で、ユニクロに行って服を選んでみたいけど、どういう服を選んでいいのかわからない。
眉毛の形がおかしい。
鼻毛、耳毛がでているんじゃないのか。
口臭がひどいので、息をしたくない。
汗染みがどこかにできていないか。
体臭が臭っているんじゃないのか。
あの女の子嫌そうな顔を見せたけれど、おれのワキガの臭いがあそこまで漂っているんじゃないか?
慌てて、その場を去り、トイレに駆け込んだ。
次の授業開始のチャイムが鳴るまでの時間、トイレでやり過ごすんだ。
ここが一番安心で安全な場所なんだ。
ところが、おれ御用達の校舎の一番隅にある誰も来ないトイレがその日に限って、誰かが使っていやがる。
ここのトイレを使うのはおれさまだけのはずなのに。
うん、もしかして、おれと同じような奴が、この大学に他にもいるという事なのか。
鞄の中に入っている、おにぎりをどこで食べたら良いのか、悩む俺だった。
すみません、俺の勝手な妄想劇場です。
こんな青年が、無事に卒業できるように、寄り添って支援をしたんだ。
すごいな、サポートセンター名古屋、そこまでできるのは、日本ひろしといえどもあんたたちだけだろう!!
お昼には一緒に食事をとり、授業の合間の時間も一緒に喫茶店で会話なんかを一緒にしていたそうだ。
それも、その青年が友達を見つけられるようにと、会話の練習だったらしい。
そう言えば、日本に帰った青年Aもスタッフが大学生になって無事に1学期終了させたんだよ。
そして、ついに俺の番が回ってきたという事。
スタッフを俺の同級生にしたんだ。
そして、授業は特別に俺専用に作ってもらった。
また、誤解が生じている、彼女にはスタッフ指導のもと謝罪の手紙を書いた。
必要があれば、スタッフが直接彼女と話して誤解を解く手助けもしてくれるということ。
なんという、人たちなんだ!!
サポートセンター名古屋の皆さん、すごすぎ!!
日本一の支援者軍団だ。
休学撤回!!
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